締め付けバンドが加水分解で切れてしまい、使えなくなってしまった私のスノーシュー。まぁ10年物なので当たり前なのだけれど、ゴムバンドを汎用のベルトに交換しして今一度使えるようになりました(前回の記事)。
これでいいなと思って再度スノーシューハイクに行ったのですが、今度はバインディング自体(バンド取り付けの根元部分)が加水分解でちぎれてしまいましたw



つかこれ、登山中だったら遭難しちゃう気がするんだけど大丈夫なのかな・・・ 私の場合は専ら水平移動なので遭難はしないはずですw
さすがにもう買換えかなと思ったのだけれど、その前にMSR(モチヅキ)に修理できるか聞いてみようとなり、メールで問い合わせたところ・・・
バインディングの交換は修理対応となりますので、弊社までお送りいただけますでしょうか。
ただし、10年以上前に購入とのことで、スノーシュー本体の経年劣化の可能性がございます。
スノーシュー本体は修理を行うことが出来ず、バインディング交換後に本体破損のリスクもございますので、買い替えもご検討ください。
下記、お見積もりとなります。
<お見積もり>
パラゴンバインディングAssy(左右) 35,200円
送料 770円
代引き手数料 660円
合計 36,630円(税込)
※納期:1-2週間
※お支払いはヤマト運輸代金引換となります。
確か買った時30000円しなかった記憶が・・・ あきらめの悪い私はDIYで修理してみようと決意(しつこい)。ひたすらググって情報収集しました。
やはりMSRのスノーシューって加水分解するものらしく、多くの方が困っていらっしゃいました。なので、いろいろ対応法はあるっぽいですが、DIYでの工作はちょっと面倒です。と、そんなところに怪しげな商品を発見。

ちょっと怪しいのですが、これで修理した方もいらっしゃるので、私も頼んでみました。純正ではないけれどMSRスノーシュー交換用のクランポンです。バインディングとベルトが一体化されていて、純正と付け替えるだけ。

結論から言うとコレかなり良いです。多少細かな形状の違いはありますが、ほぼ同じ形同じ規格でよくできています。むしろ締め込みはこちらの方がいいかもしれません。
早速交換してみました。ダブルリングで留めてあるのでマイナスドライバとラジオペンチで外せます。



ちょっとコツが必要ですが一カ所外せればあとはもう簡単です。


外したのと逆の方法で装着。機能も重さも純正と変わらないと思います。ベルトの止め方が簡単になっているのと、ブラックで統一されたのでむしろかっこよくなっていますw これで完成。

雪受け部分がダメにならなければこのパーツで充分だと思います。12,000円は安くはありませんが、現在新品のアッセントが63800円、並行輸入品でも45000円ですから全然安いですw
思っていた以上に良い感じなので、もう3月ではありますが、休みが取れれば北横岳でも行ってみたくなっています。
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