今更ながら欲しくなりましたw というか読書する人は絶対買ったほうが良いと思います!久々個人的ヒット商品です。
読書しないのになぜ・・・
パソコンを使うようになってからほとんど読書をしていない私ですが、学生時代は一応文学青年?で、それなりに本は読んでいました。といっても近代文学専門で、流行りの本などは一切読まないという謎のこだわりがあり、人と話をしていても売れている本はほとんど知らず「ほんとに本読んでんのかよw」と言われるレベルでした。
パソコンを使うようになり、ネットゲームにハマりまくり「読書する時間」などはもちろん全く無くなりました。今だと時間がポカンと空いても、読書せずとも動画配信で事足りてしまい、どちらかといえば「今更読書?」なんて感じでもありましたが、最近とある本を見つけました。
私の人生観を変えた世捨て人の本「LotusEater」です。
サマセット・モームの短編なのですが、高校時代に通っていた英語塾でこの本の原作を翻訳させられていました。毎週1ページずつ翻訳していくのですが、なんせ英語の文芸作品ですし、文法の使い方は変態的だし、出てくる言葉も辞書なしでは全くわからす、翻訳を始めた最初は20人くらいのクラスで劣等生筆頭でしたw 高校3年になって受験勉強を始め、とりあえず何やれば良いのかわからないので英単語の暗記しかしていなかったのですが、そうするうちに辞書を引かずともなんとなく英語が分かるようになり、そこからこの小説の翻訳が大好きになって、英語だけ得意になることができました。先生の陰謀なのか、当時この本は和訳本が出ていなくて、クラスのみんなだけで翻訳するのが楽しかったです。またこの本の内容が「これ学生が読む?」みたいな内容なのですが、主人公の人間臭さに惚れ込んで「俺もこの線で行こう・・・」と中二病全開で影響を受けました。以降、読書は日本文学がメインではありましたがモームだけは結構読んだ記憶があります。モームって一貫して厭世的というか人間臭いというか、美しい描写と人間の醜い部分がさわやかにドロドロと書かれていてストーリーも絶妙で大好きでした。時折思い出した用のこの本の和訳本を探していたのですが、先日Kindleでこれが出ていることを知り、速攻でポチリました。さて読むかとXperiaZ3tabで開いたのですが、どうも味が無い。テカテカしていて読書している的な雰囲気に欠けるなと思いKindleが欲しくなったのです。相変わらず前説長いっすねw
我が家は妻と長女がとにかく読書家で、いつも本を読んでいます。一時期妻が電子リーダーに興味を持つも、最新の本や読みたい本が少ないということで、その際は頓挫したのですが、今なら私が使わなくても娘が使ってくれるだろうという保険もあったので即決ですw
いざ購入
さぁ買うぞとなって気づいたのですが、Kindleって種類が多いですね・・・ 一番上のOasisとか電子リーダーなのに4万超えとかだし、一方一番安いものは5千円。漫画は読まないし、本を読むのは遅い、けれど旅先で読むことはあるからバックライトはあったほうが良いなということで普通のPaperwhiteのキャンペーン情報なしモデルにしました。
比較表はAmazonにありますが、それでも悩むとしたら・・・
① キャンペーン有り無し
これは無いほうが良いと思います。2000円高いですけど。余分なものがないことがこれほどいいとは無いからこそ気付けます。キャンペーンアリの場合、電源オンで1フリック必要・スタンバイ画面で広告というのがつきます。
② 3G有り無し
これも普通いらないでしょう。そう頻繁に通信するわけではないのでWifiでダウンロードしておけばいいです。
③ マンガモデルかノーマルか
私よくわかっていないのかもしれませんが、電子書籍のマンガって高すぎませんか?私は漫画は基本漫画喫茶ですw あとKindle自体小さいので、こればかりは老眼の人きついと思います。私は最初マンガモデルと思ったのですが「あぁこれだと文字読めないや」と気づきノーマルにしました。漫画モデルは容量がでかいだけです。
④ 黒か白か
好きにしてくださいw 一般的にはタブレットでも黒の方が画面の視認性が良いとされていますが、気の持ちようだと思います。
メリット
実際に使ってみて思ったのは・・・
① eインクってすごい
見た目の質感は紙です。バックライトをつけていても紙に見紛うほど。しかもこれフリッカー(液晶のちらつき)がないので目が疲れない。描画速度の遅さはありますが、本だとこれは問題ない。タブレットとの大きな違いです。
② 老眼鏡いらないw
アラフィフともなると、文字を読むのに老眼鏡が欲しいところですが、文字が大きくできるので老眼鏡が要らない。まぁこれはタブレットでもできますね。でもeインクと相まってその効果は数倍です!
③ バッテリーを気にしなくていい
バッテリーは数週間もつそうなのでいちいち気にしないでいいというのは助かります。最近は何をするにもバッテリー残量を気にするものが多いので、これは良い。
④ 余計な情報が無いのは読書にいい
タブレットだとメールやLINE、その他の通知が来ると、読書をやめてそっちにハマってしまします。これらが無いだけでこんなに読書がはかどるとは思いませんでした。
⑤ 片手で読めるってものすごく便利
片手で支えて読めるって便利なんだなって初めて知りましたw といってもそこそこ重いです。高級なoasisやvoyageは軽くなりますが、バッテリーとトレードオフですね。そのためoasisはバッテリーカバーがついている模様。
⑥ 持ち運ぶなら画面カバーは欲しい
せっかく軽い端末なのでカバーはつけませんが、液晶画面がザラザラしていて傷がつきやすそうなので、カバンに入れる際は何らかの保護が必要です。フィルムはタッチ感度が落ちそうなのでつけません。その代り2年の延長保証(2000円弱)に入っておきました。普段はスリップカバーに入れて持ち運びます。
私自身ライトユーザーなので、ヘビーユーザーになるともっといろいろ出てくるかもしれません。それでも読書特化の端末、想像以上にいいですネ。購入意向なんだかんだ本読みまくっています。まぁ数十年ぶりの読書はいいものですw
ちなみにデメリットは読書しかできないくらいでしょうか
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少しでも興味ある人は、悩んでいないで買っちゃったほうが良いです。それくらい良くできています。「タブレット・スマホがあるしなぁ」なんて人、損してますよ!
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