金時山下山後に靴を脱いでいて気づきました。ソールがはがれ始めている・・・
今使っているのはZamberlan Vioz Plus GTという靴で、2011年の秋に購入の初の登山靴。2014年春にソールを張り替えています。月に一回登か登らないかの私ですが、どうやら3年周期でソールを張り替える必要がありそう。
この靴、初めて買った登山靴と言うこともあって愛着湧きまくっており、今回もソールを張り替える予定なのですが(というか買い替える気が無いですw)、以前の張替えの際にカモシカの店員さんに「アッパーが柔らかくなりすぎると張替はできなくなります」的なことを言われていました。今回まだ持ち込んではいないのですが、この靴は既に廃盤(新作で同じようなのがあります)なので、もしかしたら断られるのかなという不安と、次の登山予定(安達太良山)ができたので、登山靴を買い足すことにしました。
登山歴6年ですが、その中でソールがベロンとはがれてしまっている人を見たことが一回。ガムテープグルグル巻きで対応していましたが悲惨でした。その他にも剥がれ落ちたソールを見たことが2回あり「この人たちはソールなくなってどうしたんだろう」という、他人事ながら恐怖を感じていました。普段かなりてきとうな私でも、登山グッズに関しては山行前に必ずチェックしています。
急遽登山靴を探すわけですが、最近の靴は派手でカッコいいけれどどれも高価ですし、色々ありすぎてどれが良いのかわかりません。いちいち悩むのも面倒というか、全幅の信頼をおいているザンバランをまた買えばいいや!と考え、輸入元のイワタニを調べるも、今、これ正規販売店なのだろうかというやる気が感じられない状態・・・ 好日山荘がメインになっているような雰囲気です。ならば靴のサイズはわかっているし、ちょっとチャレンジで海外輸入してみようと思い立ち、アメリカやイギリスのショップを漁ってみました。
すると日本では未発売の素敵なザンバランを発見。価格も安くは無いですが高すぎず、日本価格よりはやはり安く設定されているので、失敗のリスクも最小ということで、ポチってみました。
ちなみに革製品の輸入は税金が高めで、下手に輸入すると高くつくことも多いそうで、革靴には今まで手を出さなかったのですが、本体の価格自体がかなり安く、税金かかっても日本で新品買うのと同じ程度かそれ以下なので、まぁいいかという感じで、結構適当な決断でした。というか、そう思わせる程カッコいい・・・
オーダーから1週間で到着、早速開けて履いてみると・・・ 前のザンバランと全く同じ履き心地!ナイスすぎます。ちなみに前の靴も今回も「ワイドラスト」と言って幅広仕様です。ザンバランの場合はノーマルとワイドが用意されている靴がいくつかあって、これもそのうちのひとつなのです。
Zamberlan 996 Vioz GTX WLです。
ワンポイントの赤ラインとイタリア国旗がイカス!
ソールは踵と前足部がきつめにえぐれていて、今風のスポーティな感じ。もちろんビブラム。
全体的な造りは前のものとほぼ一緒です。
して実践投入。安達太良山で使ってみました。
足入れの感じは前のものと変わりませんが、全体に硬い。新品だからだとは思うのですが硬くて若干軽いです。登坂の際、靴下を薄手のものにしたのが失敗で、靴擦れができてしまいました。と言っても耐えられるレベル。
下山時は厚手のソックスにしてみましたが、これだとジャストフィット。充分実用でしょう。
歩いた感じ、土踏まず部分のえぐれが慣れなくて、若干戸惑いましたが、厚手のソックスなら(元の靴も厚手ソックスで合わせています)ジャストでしょう。何度か履いて、洗って、オイルを入れていくうちに、前の靴と同じ感じになりそうに思えます。
冬靴もザンバランですが、そこまでハードな雪山に行けていないこと、履くと重くて辛いことなどがあって、冬靴はほとんど出番なし・・・ 前の靴とコレで百名山頑張ります。これかなり良い買い物になった気がします。
登山をする際になるべくストレスのない装備を使うのってとても重要です。そういう観点からすると私の輸入という買い方にはかなり問題がありますが、とりあえず安達太良山で履いてみてホッとしました。
いやしかしカッコいい・・・
ザンバランの輸入代理元はザンバランのホームページを見る限りイワタニですが、イワタニのHPにザンバランが出ていないんですよね・・・ こうなると今はザンバランは輸入し放題なのかな?修理の受付はイワタニで行けると思います。
もし輸入しようとした場合、アメリカかイギリスが楽だと思います。私は決済をPaypalでやっています。ショップ名はWebに書いてしまうと輸入禁止になったりするので書けないのですが、メール頂ければ私の買ったお店はご紹介できます。
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