久々の更新になります。ネタが無いわけではないのですが、あまりの暑さにやる気が出ない・・・ 年々暑さが厳しくなっているのか、自分が年を取ってそう感じているのかよくわかりませんw 最近はすっかりニート状態。今更SWITCHのゼノブレイド2をやりなおしていたり、Amazonプライムで洋画と洋物ドラマ見ています。要は家の中で遊んでいるわけですね。こうして書いてみると、とてもアラフィフおっさんの日常ではありませんが、もちろん仕事はきちんとしています!たぶん・・・
ボチボチ限界WindowsXP
私は自分で使うパソコンは全て自作。今回は仕事の都合で会社のメインパソコンを組みなおすことになりました。そのパソコンはOSがWindowsXP!仕事で使うソフトがXPのみ対応で、バージョンアップしなかった(お金がもったいなかった)ため、世代交代に乗り遅れそのままになっていたわけです。当然マイクロソフトのサポートも終わっていますから、ネットに繋げません(ウィルスに無防備)。一番怖いのはハード面の不具合が出た時。データはバックアップがありますが、わざわざパソコンを作って対応したとしてもその間仕事が止まってしまうのは危険です。
本来仕事の基幹を成すソフトですから、ココはケチってはいけないのですが、なんだかんだで300万かかるため、コストに対してソフトの性能を考えると踏ん切りがつけられませんでした。趣味のものならあっさり更新するんですけどねw
ソフトの更新に伴い、大幅なデータ入れ替えがあるため、やむなく?パソコンの刷新をすることにしました。
ちなみに今売られているパーツでWinXPマシンを作ることは可能です。その代りというか当然ですが、OSはサポートが無く、最新技術のパーツを組んでも対応できません。SSDを使うことはできますが転送速度は遅め(といってもHDDより全然早い)です。業務用のソフトなどは基本インストーラーから入れられているため、HDDコピーしても動かない場合があります。私の使っているソフトは動きません(動かせません)でした。
さてどんなパソコン作るかな・・・
自分が必要なスペックは?
今回導入する仕事用ソフトのデータはクラウド管理なので、パソコンスペック自体は然程必要ありません。しいて言えばOfficeが動けばいいのです。所詮XPでしのげていたレベルですからぶっちゃけ何でもいいレベル。一応必要な要件を考えてみると・・・
- 仕事用なのでとにかく安定したPC
トラブルが起きた時に対応するには信頼のおけるパーツで組む必要があります。売れているパーツで組めば情報もたくさんあるのでパーツメーカーや人気のあるもので組みます。 - 安定のために発熱の少ないPC
昔の苦い経験から熱には敏感です(水冷まで組んでいたことがありますw)。爆速CPUは使わずに中くらいのパワーでいいと思います。かといってCeleronは嫌なのでCore-i3かi5で考えます。 - スペック低め
CPUはintel Core-i3かi5、マザーはAsusかintel、RAMは8GでSSD250GもあればOK。グラフィックも内蔵でOKです。
こんなところかな。とにかく安定したPCがいいです。といってもWindows自体Win7以降はそれほど不安定になることはありませんね。
パーツの流用考えても10万もしないと思います。が、こういう時に限って未知のものを見つけました。というか私が知らなかっただけですがw
intel NUC
どんなパソコン組むかなぁと考えているときに見つけたのがNUC。
「ほう、これなんとなく安くね?」と感じました。今回OSから買わないといけないので、Core-i5でOS込み9万円弱ならそこそこではないでしょうか。
そこで「NUCってなんだ?」と調べると「Next Unit Of Computing Kit」。ケース・マザー・CPUをひとまとめに設計している一昔前のベアボーンのインテル版ですね。ナックと読むそうです。intel謹製ベアボーンを総称してNUCと呼ぶようです。
NUCの特徴は、まとめて設計しているのでとにかくコンパクト。10センチ四方のケースにマザーとCPUが組み込まれた状態で売られています。電源はACアダプターを使い別体となります。
上の記事の製品はコレに必要パーツ(メモリとSSD)OSを入れた状態で売られているのですが、パーツから買っても然程値段も変わらないのでパーツから組むことにしました。
NUCのメリット
- コンパクト
10センチ四方の底面積で、最新のSSDなら薄く、従来のSSDを使えるものなら背が高くなっています。 - 安く仕上げられる
マザー・CPU(半田付けで交換不可)・電源・ケースが1セットの為、比較的安くコスパが良いと思います。但しコスパだけでいうと激安ノートには負けますw - 組み立てが簡単
メモリとSSDを挿すだけです。プラモデルより簡単w - intel製
安心のintel製。5年はいけるんじゃないかな(保証は3年)。 - 省電力
NUCに使われているCPUは基本的にノート用のモデル。型番最後にUがつくもので、省電力仕様です。省電力=熱が出づらいと同時に、ノートのようにギチギチに作られていないので冷却面でも多少有利です。
NUCのデメリット
- デスクトップパーツの流用はほぼできない
NUC本体の他にメモリーと記憶デバイス(SSD/HDD)が必要になりますが、ともにノート用が必要で、メモリーはDDR4のSO-DIMM、SSD/HDDは2.5インチとなります。 - 拡張性に乏しい
DVDやグラボなどは全て外付けにする必要があります。といってもUSBポートは豊富にあるので(製品ごとに違います)基本的なことはすべてできます。パソコンを使う際に頻繁にDVDを使っている人は外付けドライブが必要になります。外付けドライブを考えるとコスパは一気に悪くなりますので注意です。 - 発熱が少なからずある模様
コンパクトであるがゆえに排熱の問題があります。また最新のSSD(M.2タイプ)が、かなり発熱する模様。負荷をかけ続けるにはちょっと心配です。熱に関してはノートよりは有利だがデスクトップには及ばないと考えましょう。
こうしてみてみるとノートPCとデスクトップの中間に位置する感じですね。パソコンの場合、処理能力が大きいと発熱は比例して上がります。処理能力が必要な作業は音楽や動画のエンコード・最新3Dゲームなどがありますが、これをする場合は素直にデスクトップの方がいいと思います。
そこまで負荷のかからない状況、クリエイター以外の作業用パソコンや一般的な家庭利用で考えるとNUCはかなり良いと思われます。
以上の事から今回はNUCで組むことにしました。
パーツの選定
最初久々に秋葉まで行こうかと思っていたのですが、この暑さとネット価格を見て、すべて通販で揃えることにしました。今回まさかのオールAmazonですw
注意点はRAMがノートで使うSO-DIMM、SSDは従来のものでなく最新のM.2のものを選びました。
1年前(2017)に発売されたNUCです。結構売れているようで、情報が多いのと、システム的に枯れているだろうということでこれにしました。CPUはCore i5-7260U。モバイル向けのKaby Lakeです。
メモリーはトランセンド。かつて無期限保障に助けてもらったので今回もトランセンドです。一応32Gまで対応していますが、そこまで必要ない為、容量は4G×2で8G。二枚に分けているのはデュアルチャネルで動かすためです。8G1枚よりも処理速度が高速になります。
SSDは発熱を考えるとSATAのSSDかなと思ったんですが、敢えてM.2にしてみました。この商品は型落ち品でちょっと安め。970EVOという最新版も売っています。GalaxyNote8以降、サムスン好きにw
いつもならDSP版ですが、パッケージは持っていなかったので今回はパッケージ版HOMEです。USBに入っています。
あと今使っているディスプレイにはHDMI無いはずなので変換コードも買いました。
発注から2日で全部届きました。Amazonやはり便利だ・・・
次回intel NUC 作成とWindows10のインストールをします。
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