前回の記事で購入したパーツを組み上げOSをインストールしていきます。昔の自作なら半日仕事だったんだけど・・・
外観チェック
とにかく小さい!ちなみにディスプレイ裏面に取り付けるVESAマウントも付属しています。
NUCの組み立て
必要なものはプラスドライバーのみ。
底面の四隅にあるネジを外します。
内側のガイドを引き抜きます。
ガイドは固定されていません。
M.2SSDを入れます。この際ドライバーでM.2SSD用固定ネジを外し、M.2SSD挿入後に抑えとしてネジを元に戻します。
次にメモリーを挿し込みます。奥まで入れて上から押せばパチンと入ります。切り欠きを確認して奥まで挿し込めば簡単。
ガイドに、家に落ちていたHDDを入れますw SATA接続のノートについていたものです。2.5インチのSSD・HHDを増設可能なわけです。
ガイドを元に戻します。
底面をかぶせてネジで固定。
以上!出来上がりました15分ですw というかこれハンパなく小さいですね。
AC電源には様々な形式のプラグがあるのでchina用を使います。
Windows10のインストール
組んだだけのNUCにはBIOSしか入っていません。事前にドライバをダウンロードします。
別PCでintel製品のページ>サポートで「ドライバーバンドル」をダウンロードし、USBへ入れておきます。サイズは1G弱。
ディスプレイ・キーボード・マウス・電源をNUCに繋ぎ、電源ON。BIOSが立ち上がれば組みつけはOKということになります。
一応SSDやメモリーがきちんと認識されているのを確認したらWindowsのインストールをします。WindowsのインストールUSBを挿し込んで右上インテルマークの下のところを押してBIOSから出ます。すると再起動され、自動でインストールが始まります。
しかし私ここでハマりましたw WindowsのこのUSB、やたら小さく見えて「コレ挿さらないんじゃね??」から始まり(挿さりますw)、いざ挿さる事が分かっても奥まできちんとさしていなかったため、インストールが始まらず5分悩みましたw
インストールが始まってしまえば10分くらいでインストール出来ちゃいます。組み上げから始めても1時間かからないという・・・ 時代ですねぇ。
Windowsインストール後は最初に作ったドライバーを入れるため、USBに入れてあったドライバーセットをコピペします。しかしこれ一括インストーラーが入ってないんですね・・・ とりあえずWindowsに最初から入っているもので普通に動いているので、これで良しとしますw
8/2追記
ドライバセットの中のフォルダーで「アプリケーション」となっているファイル(exeファイル)をダブルクリックでインストール可能ですね。というかM.2SSD速すぎてビビりますw
NUCパソコンをちょっと触ってみた感想
組み上げちゃえば使用感は普通のパソコンです。モバイルCPUを感じさせないサクサク感。
・音はディスプレイと並べているとしますね。騒音を出すのがCPUファンだけなのでたいしたことはないです。ちょっと遠ざければ無音です。
・熱はそこそこありますが、爆熱にはならないようです。最新ゲームとかだと爆熱になりそうな予感(当然未確認)。CORE-i7で組む場合はきちんと調べてからにした方が良さそう。
・こんな簡単に組めるならこれからはNUCでいいかな。注意点は古い環境から移行する場合、ディスプレイ出力がD-SubかDVIかHDMIか確認して、それ用の配線が必要になること。RS232Cとかも今はUSB変換コードがあるので対応可能。
・ちなみにBluetooth接続も可能。マウスやキーボードはなるべくBT化したほうがスマートですね。私は有線ですがw
・この小ささはリビングでテレビ脇に置いておけるレベル。いろいろ可能性がありそう。
8/2追記
・実はNUCで自作の際に解らなかったのが「デュアルチャネル」。メモリを二枚挿しにして作業を分散させることで、より処理が高速になるというもの。これができるのかということ。これ調べてもなかなか出てきません。で、実際に今回自分でデュアルチャネルをためしてみたところ・・・
「Dual」になっています。実際「デュアルチャネルは速い!」なんてのは体感できないのですが、気分がいいですw
まとめ
もう4~5年前にできたプラットフォームですが、最初の頃はノートに毛が生えたくらいのベアボーンでした。しかし今となっては最新パソコンとして、充分な性能を持ち始めているNUC。メモリーも32Gまでいけますし、かなり良いのではないでしょうか。
今は若い人ですらパソコンを使わない時代ですが、アラフィフのオッサンはスマホの字が見えづらいので、デスクトップは必須でしょう。買い替えのタイミングでNUCを候補に入れるのはアリです。スペックを求めなければ5万円くらいで組めますし、チャレンジする価値はアリです。
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