今年はなかなか登山に行けませんでした。春先は何やってたかすら覚えていませんがw 夏は仕事で忙殺、秋からはカーオーディオの深淵にハマり込んでいました。その間にも越後駒ケ岳では干からびそうになり、尾瀬では軽く跳ね返され、結局普段の運動不足が登坂力・歩荷力の衰えに直結していると痛感しました。今年最後も結局それを再確認といった登山に・・・
前日はカーオーディオのプチオフに参加。
この年末に私のカーオーディオシステムに遂に高級ユニットが投入されたわけですが、試聴してくれた皆さんからかつてない高評価をいただき、ご満悦で中央高速を走ってきましたw ダムからの左ルートは一部積雪がありました。そしていつもの瑞牆山荘の駐車場、朝8時過ぎでこの気温です・・・ 過去最低がマイナス3度ですから、とんでもない寒さです。
いつもは零下くらいだとアンダーウェアにベストで登りますが、さすがにこの温度、アトムLTも着ました。それで全く汗をかかないって・・・
上り始めると足がとにかく上がらない。普段の運動不足の賜物ですw 体は寒さでガチガチ、足は上がらないで、ヒーヒー言いながら登りますが、途中若者カップルに追い抜かれます。そして絶景ポイントのお二人がいい感じだったのでパチリ。私?鼻水凍って既にボロボロですよ?
途中止まったら心が折れそうな気がしたので勢いで富士見平まで。45分くらいなんですけどねw 今年も結構人が多かったです。富士見平小屋は11月で締めていますが、年越し営業の為かな?普通に開いていました。驚いたのは毎度のことながらテント泊している人がいます。なんで・・・
流石に富士見平で小休止。このとき衝撃が!車にIQOS忘れています・・・ 今日はタバコ無しでマイナス10度を動かない体で登る。苦行ですw
唯一の救いは天気でしょうか。冷え切った空気と相まって清々し過ぎるくらい清々しい。これならすんなり登頂できるかなと思ったのですが・・・
小川山の巻き道を歩いていくと瑞牆山へ入る直前から凍結。これも霜だったらザクザク気持ちいいのですが、うっすら雪のようで下がツルツル!ものすごく滑りやすい。
しかもこのツルツル、以降ずっと続きます。軽アイゼンしておけば良かったんですが「止まったらマズイ!」と思い込んでいてそのまま登ります。しかも3年前と違って崩落で登山道が変わっていて、初めての山のような雰囲気。かなりしんどかったです。
とりあえずヤスリ岩まで頑張ったんですが、かなり時間食いました。ヤスリ岩は頂上より若干低くて、このてっぺん位まで行くとほぼ登頂となります。ただこの辺りから斜面がかなり急な上に凍結なので怖いです。私はしませんでしたがアイゼン欲しいところです。
結局勢いで登り切りましたが、雲が出てたりw のんびりコーヒーを飲みながら、今年一年を振り返る予定でしたが、寒さに負けていそいそ下山します。下りは軽アイゼンで行きます。
下りは軽アイゼンが功を奏し、サクサク下れます。上りにはいてりゃ楽だったのに・・・ 手間を惜しむとだめですね。なかなか学ばないw
下りは結構いい感じで、富士見平でちょっと休憩しただけで一気に降りてきました。
駐車場の気温は3度でしたが体がかなり冷え込んでいます。車でカーオーディオの調整をしながら温まりますw
身体もだいぶ温まってきて、増富ラジウム温泉へ。瑞牆山>温泉コンボは私がここが大好きな理由のひとつです。1時間入ってたかな。ここは基本冷泉なんで熱くないんですが、36度の寝湯が大好きなんです。温泉でウトウトしながら疲れを癒し帰路につきます。暖かいお風呂ももちろんありますよ?
帰り道。この辺りは西を秩父、東に南アルプス、北は八ヶ岳、南は富士と四方を山に囲われていて、横浜には無い独特な夕景を楽しめます。いつもこの夕焼けがキレイだなぁと思いながら運転しています。
毎年年末登山は一年を振り返り、来る年の目標を考えながらのんびり歩くのですが、今回は体がきつくてそんな余裕がありませんでした。もうちょっと準備しておかないといけないな。
でも行きと帰りの車内は充実してたなぁ・・・ 本来この車内を楽しくするために始めたカーオーディオですが、今年後半の成熟っぷりは凄かった!来年はもうちょっと登山の方を頑張りたいです。
コメント
明けましておめでとうございます。
昨年は色々と教えていただきありがとうございました!
山の人間なので普段から山登りをしたいとは思いませんが、職場の登山好きの人からは
健康なうちに富士山登らないと後悔するよと言われております。
ハイキングならたまに行くのですが見ず知らずの皆さんが挨拶を交わすのは好いもんですねぇ。まだまだ寒い時期が続きますが体調にお気をつけてお過ごしください!
おめでとうございます。私のわかることなら教えますよ!
富士山は昔から「登らぬ馬鹿、二度登る馬鹿」と言われていますが、私も一度は登るべきだと思います。
同じ日本の山なのに唯一無二の感覚です。日本一で世界遺産、登らない理由がありません!
私の登山はにちじょうからの脱却が目的かな。何も考えず黙々と歩きながら自分を見つめ直す時間と思っています。楽しみ方は人それぞれですね!