基礎工事その1・ ドア内工事
ドア内工事をすることによって、スピーカーから出た音のボディーへの伝わり方が変わります。これができると、定位がググっと上がったり、車内の包み込まれ感が出たり、低域が増強されたりします。
こんな人に効果的・・・
・定位が上がらずに悩んでいる人
・前から平面的に鳴っていて、つまらないと感じる人
デッドニングはがす
高音質化の必須条件(と思い込まされている)デッドニングを剥がすなんて書くと
「あ、この時点でこいつダメだ・・・」9割の人は思うことでしょう。
「デッドニングは初めてのスピーカー交換の時に一緒にやったよなぁ DIYでも1万円くらいかかったし、手間も相当かかったなぁ。」ショップに頼んでいた日にゃあなた・・・「ウン万円かかったなぁ」それを剥がせって・・・
でも剥がした人は言いますね「デッドニングって何が良いの???」
さぁ私もいまだにわかりません。ドア開閉時に高級車みたいな音になるのが良いかも?最初から高級車買えよと・・・
デッドニングにまつわる逸話その1
最近私の車でよく言われるのが「スバルは剛性が高くていいよね!」のことば。
実は私、XVの剛性高いなんて思ったことないんです。今のSGPは高そうですが、私の車は(GP7)スバルが技術や資金力がないから、鉄が多くて剛性が高く感じるのかな?くらいに思っていました。
でも、よくよく考えるとこれって・・・車が振動して音がよく伝わっているんですね。
デッドニングって・・・いわゆる振動を殺したり拡散させてますよね。それなら私の車、剛性高く感じるかも?デッドニング全くしていないので。
デッドニングにまつわる逸話その2
様々なオフ会に出てみて「この音やべぇ!」って人が数人います。
その人の音を聞いて私が質問することは「デッドニングしてますか?」。
するとそのオーナーはニヤリとしつつ(ほぼ確実にしますw)「ほとんどしていません」の回答。
人それぞれの考え方がありますが、私の唸る音=デッドニングしていないか、ほぼしていない車です。
ちなみにチョットしているデッドニングって何やってんの?って話ですが、世間の常識からすると「それデッドニングじゃねーし!」というレベルだと思いますw
デッドニングにまつわる逸話その3
あとたまに「あれ?この車凄くイイ感じなのにデッドニングガチガチ」という車があります。
オーナーも知識が豊富でかなりの熟練者。
こういう人の共通点は「ドア鳴りを許さん」という考えです。
ドアは鳴らさずにいい音を求めるという、ある意味修羅ですw わかっていて敢えてチャレンジするとは・・・
デッドニングの考え方は基本ビビりをなくすことです。
ビビリ=振動と考えると、音を伝わりにくくしているわけです。
振動が無くなると音が伝わりません。音が伝わらないと定位は上がりません。
私のXV、フルレンジですが、Aピラーから音が出ているように感じます。世間一般のAピラーに埋め込んだツィーターあたりから音が出ています。
これ、ドアのスピーカーの振動がもろに伝わるんで、そう聞こえるのです。
よくコアキシャルやフルレンジは音が上に上がらないといいますが、Aピラーが鳴っていない車は、ほぼほぼデッドニングでスピーカー振動を殺しています。
だからデッドニングを剥がせば音が上に上がるわけです。音は振動ですから振動させた方がいい。
とあるオフ会で、なかなかいい感じで鳴っている車を発見、このオーナーは明らかにカオデのツボを知っています。そのオーナーに私の音を聞いてもらいました。
最初なんとなーく聞いていたのだけれど、やたらとダッシュ上を気にしだしました。一生懸命手をかざしたりして一言「これツィーターをフロントガラスに反射させてるんですよね?」。
「いや私はフロントフルレンジのみですけど・・・」というと「え?」という反応。当然心の中ではガッツポーズですw 私性格悪いですね・・・
振動がもろに伝わると、こういうことが頻繁に起きますw
ちなみに高級車は鳴りづらい。これは純正でかなり静穏化されているのと、内装ががっちり組まれていて振動が伝わらないため。
特にドイツ車は高速の安定性に定評がありますが、まぁ内張外すのに難儀します。フレーム剛性が高いところに、さらに内張をガチガチに入れているので振動が伝わらない。
これでいい音を目指すなら2Way3Way化が必須で、デジタル沼へ進むしかないです(アナログでもいいですけど、この記事を読むレベルではきついかも?)。
それをしても音場はアナログレベルまでは拡がりきらないのと、多スピーカー化によって音のつながりで悩むことになります。
高級車の場合は最初からデジタルで攻めるか、純正をちょっとリファインして楽しむのがイイかと思います。私のアウディは後者。基本純正なんですが聞く人みんな絶賛してくれます。
内張のフェルト等もはがす
内張のフェルトは遮音・断熱の為についていると思うんですが、ドア内の振動吸っちゃいます。撤去で。
ただドア内のスチロール(ちょっと固い部材)は残した方がいいです。強度を出したりするためのものなので。
フェルト・シンサレートは剥がすまでは勇気いりますけど、取っちゃったらどうでもいいかなw
さらにひと手間
雨水侵入防止用のビニールありますよね。プチルで貼られているやつです。デッドニングしている人は既に無いと思いますが、あれは元に戻してください(純正のビニールかプラのパネル)。
あそこは塞いでおかないとスピーカー裏から出た音が回り込んでしまいます。
図解
上の図はデッドニングしていて振動が伝わらず定位が上がらない例。左右のクロスポイントがダッシュまで上がっていればまだいい方かも。
定位が上がらないという人はこの状態です。
ちなみにこれが世間一般。
カーオーディオイベントでブイブイ言わせている車や、ショップが自慢げに聞かせてくれるデモカー、メーカーデモカーもこんな感じ。
ツィーターキンキン、ミッドはモゴモゴ。
コアキシャルの方がまだ良いかも。音飛び?なにそれ状態。これが凄いと言われて「凄いなぁ」と思っていた時代が私にもありましたw 今?は鼻で笑っちゃいます。
んじゃデッドニングなしで、振動が伝わるとどうなるのか、極端な図ですがこんな感じ。
振動が伝わるとスピーカーがでかくなったような状態になります。
当然影響範囲も上に上がるので定位はグググッと上がります。コアキシャル・フルレンジなのに天井から音が降り始めます。
実際にはここまで極端ではないのですが、ピラーから音が出ます。
基礎工事その2・インナーバッフルの自作と適切な設置
インナーバッフルの適切な取付によって、スピーカーの本来の性能が出るようになります。低音がドバドバ出るようになり、音が飛びます。音が飛ぶと何もしていないのにきれいな響きが出たり、今まで聞こえなかった音が出始めます。
また基礎工事1のさらなる効果アップも望めます。
スピーカーの振動をバッフルを経て、どれだけ大きく、どれだけ微細にインナーパネルに伝えるか。インナーバッフル次第で音は相当変わってきます。ものすごく高価なスピーカーが足元でモゴモゴ・・・ものすごく多い。
ちなみに「インナーバッフル」なんてカッコつけていますが、要するにスピーカーをドアの鉄板に取り付ける板で、振動を吸収しないものならなんだってイイw
値段?材質?テキトーでいいです。私なんてホムセンの板。バッフル素材こだわるのはあなたの精神衛生上の話であって、出音には影響ないです。
インナーかアウターか
え?カオデ好きなのにアウターにしないの?しません。
アウターは見た目がかっこいいのと、音が「ギラリ」とします。ただそれによってツィーターとのバランスや音のまとまりを崩しやすい。
スピーカーの口径や深さの問題でアウターっぽくはするかもしれないけれど、スピーカーネットは付けるべきです。何故か・・・
アウターより音が飛ぶから
世の中のカオデ好きは、内張切ってアウター組みますよね。土管バッフル。あれ、単に組むと、思いっきりスピーカーの性能殺します。まずスピーカーが窒息します。さらに振動を吸収しちゃいます。
そういう車はパッと聞いたとき良いんです。が、よく聞いてみるとツィーターの音しか聞こえない。足元が弱い。上下の音のバランスがおかしい。これ非常に多い。
きちんと考えられて組まれているアウターと、単に見えるだけのアウターでは低音の出方、天と地です。見た目だけのアウターはやめておいたほうが良いです。
アウターを否定しているのではありません。アウターで凄い鳴りっぷりの車はあります。が、その施工の秘密は表には出てきません。「これぞアウターの秘訣!」みたいのがありますが、嘘ではないけれど究極ではありません。
ヒントはスピーカー口径。大口径でぎりぎりのまま土管バッフルとかスピーカーがかわいそうです。
スラントは必要か
また、バッフルのスラント。いらないです。だって平行の方が振動が均等に大きく伝わりますよね?
バッフルは平行が基本。
工具にお金かかりますが平行バッフルを作る作業は難しくないです。材料費も安い。やるかやらないかはあなた次第。もっと沼深くに行ったら違う口径のバッフルとか欲しくなるんだからやっちゃっていいですよ。ホムセンで工具レンタルもありますよね。トリマーレンタルあるならやるべきです絶対。
スラントの効果は定位を上げるわけではありません。平行でどうにもならないときだけ使います。どちらかというと低音対策。
あとスラントバッフルは多分DIYでまともなものは作れませんw 私は作れなかった。
音をおかしくしてしまうものは要らない
バッフルとスピーカーの間にスポンジは要らない。振動を殺すから。ただし隙間はできてはいけません。音が抜けるから。
ついでにバッフルとスピーカーの間に金属製のスペーサーリングも要らない。振動を殺す上にキンキン聴き疲れする典型的な「なんちゃって高音質」になるから。
スピーカー周りから内張迄のスポンジは要らない。音が飛ばなくなるから。音が飛ばなくなるとどうなるか。スピーカーの位置がバレバレです。
みんながいいと言って私がダメだと思うのはこの「なんちゃって高音質」。もとの音がギラっとしているんだけれど、普段の音と違うからいいと思うだけ。そっと目を瞑ってみましょう。
「コレ誰かのカバー?誰だかわからないけど・・・ 」という音質になってます。ひどい車はマジで誰が歌っているのかわからないですw
基礎工事その3・デッキのバッ直
デッキのバッ直は音の立ち上がり・パワーを引き出します。フィルターが無くなる感じ。デッキの本性が見えてきます。
これ地味ですが一番重要。振動振動言っていますが、電気超重要。最初にユニットの性能を発揮する云々書きましたが、ユニットは電気で動くわけだから電気を見過ごすことはできません。
カーオーディオはスピーカーが命という人とデッキが命という人がいますが、私はどちらかというとデッキ派。
スピーカーが安物でも、デッキがしっかりしていればそれなりに聴けます。しかし、デッキがダメだと何してもダメなので、沼どころか無間地獄に落ちますw まぁ楽ナビに苦しんだってのもありますが。
内臓アンプだろうが外部アンプだろうがデッキはバッチョク。デッキが気持ちよく働ける環境を作りたいから。
普通にバッチョクだと実はあまり変わらない。というか変わらなかった。基礎工事の1・2ができて初めて3が生きます。微細な音まで再生できる環境があればちょっとした変化がモロに出てきます。システムのランクがググっと上がるのを実感できます。
ちなみにデッキのバッ直までうまくいけば、どんなメーカーのヘッドでもそれなりに鳴ります。どうにもならない奴もありますがw あの憎きカロもパナも外部アンプが無くても結構いい感じで鳴ります。クラなら・・・驚愕です
やり方はリレーかませて接点に気を使って・・・ こんな感じ。
ちなみにデッキのバッチョクは面倒と思う人がほとんど。だって普通に動いていますしねw 私もそうでした。
でもいずれは通る道、覚悟しましょう。やればわかるはずです。さらに高みを目指すときには最初に疑うのはデッキ裏・・・
コメント
えらく力作なブログねぇ。
お疲れ様です。
「点音源で前方定位を目指す」←tyuruさんの求めるサウンドかなぁ?
実際、マイクで録音してもならないからね。
(ワンポイント録音は別)
自分だったら車の中でも外でも同じ音が出ていれば良いかなと思いますよ。
(最近、ノイズ対策をしたお陰で目処がたちましたよ。)
私いま前方定位は狙ってないです。なっちゃってますけどw 今は雰囲気と空気感を求めつつ自分の好きな低音を探してさまよってる感じかな。
この記事自体は本格的にカーオーディオを教わるようになって、一周年記念作品です。カーオーディオ経験者にはイマイチだとは思いますが、これから始めたいなという人に、こんな考えもあるんだよ!みたいな。経験者でもニヤリとしてくれる人はいると思いますw
今は雰囲気と空気感を求めつつ自分の好きな低音を探してさまよってる感じかな。
←つまり、30cmのフルレンジスピーカーにしたいって事かな?
自分も、それを狙っているのですが中々難しいですねぇ。
車はインプレッサを乗ってますが悲鳴を上がってます。(爆)
20cmは興味ありますが、今あるシステムで行けるとこまで行きたいなと思っています。というか30cmってホーム用ですかね。
私は車もユニットも完全にストック状態でやっています。自分では相当手をかけているので、誰が見てもカッコイイと思っていたんですが、見た目は純正でした・・・ ナビがない分、純正以下。でも脱ぐと(ばらすと)凄いんですよ!w
非常に楽しく読ませていただきました。
「全部錯覚です」と言い切ったところで思わず吹き出してしまいましたよw
ところで、プリアンプを外した理由って何でしょうか?
プリアンプを付けている方のブログはほとんどないので、かなり参考になったのですが、もし使わなくなった理由も聞けたら嬉しいです。
プリアンプが悪いわけではないのですが、システムは出来る限りシンプルにした方が音はストレートになります。
私の場合、SRTを極限まで鳴らそうとして師匠に教わっていたのですが、SRTが性能を発揮すればするほど、最初は全く気にならなかった「音のムラ」が気になり始めました。聞いていて違和感が出てきたのです。
他のプリはわからないのですが、オデコンのプリに対して私が持ったイメージは「システムの良いところをさらに伸ばしてくれると同時に、ネガ要素も強調してしまう」というところでしょうか。音にムラがあると、音の積み上がりが崩れる?曲がる?と感じました。
普通はオデコンのプリで幸せになれることがほとんどだと思います。使っている人は絶賛ですよね?w ただ、システム全体のレベルが上がってくると、オデコンは厳しいんじゃないかと思います。
プリを使っている人でものすごい音の人は普通にいますから機種の相性もあるのかもしれませんね。
はじめまして、toylandと申します。
自分もSRT1733をフロントにつけてフロントとサブウーファーだけでがんばっていたのですが、最近しっかりと音が飛んでない気がしてきました。取付けは師匠に教わりながらやったので間違いないと思います。デッドニングもしていないのですが、tyuruさんはサービスホールをラップされてますよね?デッドニングはしなくてもサービスホールは塞いだ方がいいのでしょうか?
はじめまして。
サービスホールを塞がないと、スピーカー裏から出た逆相音が回り込んで、音を打ち消しあっちゃいますね。
塞がないと響きが出るんじゃないかな?でもその響きは音が飛んでいる時の響きとは別物です。ビニールなりなんなりで塞いでみて、聴き比べてみてください。
リアもSRTで鳴らすべきですか?
私ならsrt1033かな?前後を入れ替えて、口径の違いによる音色の違いも楽しめますし、何より同系統のものの方が精神衛生上も、ハーモニーもいいと思います。前後のスピーカー、前後のアンプは、ランクを合わせるべきだと思います。
はじめまして。
PHASS FD0590ex + RE50HIの組み合わせで鳴らしてます。
取り付けやドアセッティングはPHASSのプロショップにやってもらいましたが、どうにも定位が上がらずになんとかできないかと思っていたところ、ここに辿り着きました。
定位が上がらない例の画像がありましたが、今まさにその状態です。
tyuruさんのブログの内容を見てデッドニングを剥がそうかと思っています。ただ1つ懸念があり、フロアとルーフもデッドニングしてあります。
特にルーフがデッドニングしてあると、ルーフまで振動が伝わらず、天井から音が聞こえてくることがないのではと思っています。
この状態でドアのデッドニングだけ剥がすと、天井から音が聞こえることはなくても、少しは定位が上がるのでしょうか??
実際にやってみないことには分からないかもしれませんが、アドバイスいただけないでしょうか。
メールをご確認ください。
初めまして。
BMW F31ツーリングに乗っている、みっきーと申します。
ネットでの情報でBMWは音が悪いとのことから、フロントスピーカー(BMW専用、カロッツェリア、コアキシャル)を自分で交換し、同時にデッドニングを行いました。
純正の調整機能で高音や低音を調整し聴いておりました。
(音はそれほど悪いとは思っておりませんでした。今思うと聞きやすかったです。)
さらなる音をと思い、先日MATCHのDSPをカプラーオンで取り付け、車種用に用意された音調整をダウンロードしインストールしました。
音が驚くほど良くなるのかと思いましたが、逆に少し聞きづらくなり(低音が聞きづらい)パソコンを繋いでDSPを自分で調整しないといけないなとのことで色々調べていたところこちらのページを見つけました。
ボディ剛性が高い上にデッドニングをしたら、音は余計に響かなくなる…そんな状況なのでしょうか。
定位ですが、中央のモニター付近にあると思います。
サブウーファーの追加?と思いましたが、まさに沼にはまりそう..はまっているのでしょうか。
いつまでも車の中で音楽を聴いていたい、そんな状態に少しでもしたくてコメントをしてみました。
ドイツ車に関しては私のやり方はあまりお勧めできません。剛性・静粛性が高いということは振動がうまく使えないためです。
私自身もアウディでいろいろ試しましたが、純正の状態でちょこっといじるくらいが一番良くて、今もライトチューンで楽しんでいます。
アナログのXVとは違った今風の鳴り方が面白いと感じています。
BMWに関してはドイツ御三家では一番音楽重視な作り方がされています。私はBMWの純正は悪くないと感じます。これを崩すのはもったいないかな。
実際ドイツ車をDIYで気持ちよく鳴らしている人は私の知る限りではいません。だいたいDSPでこねくり回すしかなて、狭くて中抜けしてしまっている車がほとんどです。
低音は何となく下にありますが、ほとんどツィーターの音を聴いている感じかな。
サブは積んでも多分だめじゃないかな・・・純正の状態でまず何が欲しいか考えたほうが良いです。一通りいじって聴く純正の柔らかさと優しさはDIYではなかなか作れないですよ。
コメントありがとうございます。
初心者の私ではどうすることも出来なそうですが、色々な機材を購入してダメになるよりは今の状態プラスアルファぐらいで留めておきます。
とてもためになるブログをこれからも拝見させて頂きます!!
はじめまして。いつも参考にさせていただいております。
ドアの鳴りについて悩んでまして、アドバイスいただけると嬉しいです。
tyuruさんは、ドア鳴らすとAピラー辺りから音が聞こえると書かれていたかと思いますが、左右単独で鳴らしても同じでしょうか?
私は違っており、他チャンネル化を考えはじめております。
私の車は、右だけ鳴らすとAピラー根本、左だけだと助手席足元から聞こえます。全体で鳴らしても左だけスピーカー位置バレバレ、空間が捻れたような違和感に1年以上悩まされています。助手席に座っても左スピーカー位置バレバレは変わりません。
先日、左右のドアで振動の伝わり方が違うことに気づきました。プラハンで叩くと、右は「ボゥ~ンボゥ〜ン」と余韻があるのに、左は「コッコッ」という感じで響きません。
そういえば、ディーラーから左ドアの交換歴があると聞いていたのを思い出しました。見た目は同じなんですが、叩いた感じが違います。走り出すと定位が左にずれるのも、左右ドアの振動が違うと考えると辻褄が合いそうです。
これは、「振動が伝わらない車は他チャンネル化が必須」の言葉のとおり、他チャンネル化した方がラクなのかなと思いはじめています。
なお、私の環境ですが、SRT1633、1733S、1033を何度も入れ替えており、どの環境でも捻れた感じはありますが、1033で400hzハイパスが一番マシな気がしてます(サブにつなげられず断念しましたが)。サブはオートバックスのDQC-800B、アンプはRFのP400x4です。以前は個人輸入した3wayシステムでガチガチデッドニングにピラーパテ盛り3wayしてましたが、「これ無理!」と思っていたところtyuruさんのブログを発見し、綺麗に除去して感動したクチです。
長文すみません。
何かしらアドバイスいただけると幸いです。
はじめまして。
左右別々に鳴らすと若干高さは落ちますがそんなに差は無いです。左右がハモッてグッと上がる感じですね。
エモドランさんの場合、まず左右ドアのバランスをとらないと、多チャンネル化したところで左右バランスは崩れたままなのでねじれは直らないと思います。
ドアを交換した際に素材や構造が変わっていないならば締め付けトルクがアンバランスであるとかフレーム自体がおかしいという感じになるのではないでしょうか。
安全面を考えてもプロに相談して、このアンバランスを修正するのが必要だと思います。ただ私自身こういう事態になったことが無いので想像の範囲の話です。
またコアキシャルでねじれをかんじるなら多チャンネル化するともう異次元のくずれをかんじるんじゃないかな?多チャンネルの音は私自身ねじれまくってて気持ち悪く感じますw
1733Sで既に味わっているかも?
大変そうですが頑張ってください。
返信ありがとうございます。
左右でそれほど差がないとのこと、大変参考になります。患部に確信を持てたので、今後は対処に集中できます。
左右ドア各パーツの締付トルク合わせてみて、それで駄目なら右を制振して合わせようかと思います。鳴らない方に合わせるのは辛いですが…
tyuruさん予想のとおり、1733Sをスルーで鳴らし、キックツイーターの時はボーカルが左右に移動しまくり異次元でした。。ハイパスかけるとマシになるので、土台となる低域の伝播の差かなと思います。
ドア交換は正規ディーラー作業なのでひどいことにはなってないとは思いますが、左右ドアの差も相談してみようかと思います。
アドバイスありがとうございました。