カーオーディオ DIY 初心者が上級者を目指すために実践すべきこと まとめ2

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満を持して禁断の記事、第二弾!w 

この記事は思いもよらずカーオーディオにハマってしまったオッサンのカーオーディオの考え方をまとめた記事第二弾です。

世間一般とだいぶズレているので、笑いながら読み飛ばすもよし「ん?そんなことあるの?」と信じてみるもよし、とりあえず「変な奴がいるな」くらいで読んでみてください。「頭のおかしな奴がいる」というネタになるかもしれませんw

ただ、今の自分のカーオーディオシステムに限界を感じていたり、ショップや世間の流行の音に何か違和感を感じている人にとっては福音となるかもしれませんよ?

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深遠なる沼の世界

「ちょっと車のスピーカー変えてみようかな?」とりあえずググって、施工方法やおすすめスピーカーを探します。「なになに?デッドニングっていうのをすると音が良くなるのか」「ほうほう、こんな小技を効かせると更に良くなるのね」

パーツを買い揃えて必死になってスピーカー交換、ドキドキしながら出来上がったシステムを聞いてみると・・・「うぉ!スゲー!音がキラキラしてる、純正はやっぱダメだな、これくらいの音じゃないと気持ちよくないぜ!」「いやぁドライブが楽しくなった、やってよかった」

しばらくして「でもこれ予想としていたのと違うな、もっといい音出せるはず、ググらないと!」「やはりユニットが安すぎたかな、高級機じゃないと俺の求める音は出せないはず」「あーやはりアンプは積まなきゃダメか、電線もいいやつつけないとダメだな」

必死になって更に弄ります。「やはり高級品は違うぜ!」「いまの時代はググれば答えがあるしなんだってできちゃうな」「いやしかしこの音最高だな」

しばらくして「音は相当いいけど、なんか長く聞いてると疲れるな」「バランスがなんかおかしいな」「もっといい機材入れなきゃダメか」

ふと何もいじっていない車に乗ったとき「あれ?ものすごく聴きやすいな・・・ 音には文句言えるけど聴きやすさは純正の方が上か?」

これ私w

純正を見直すタイミング、自分のシステムを客観的に見るタイミングを逸すると、無限ループにハマります。

途中でカーオーディオの仲間ができちゃったりすると、機材交換ペースは加速、機材の価格は青天井に跳ね上がっていき、戻れないところに行ってしまいます

DIYの限界を感じ、ショップに頼ってみたりすれば更に加速、そのスピードは限界を知りません・・・ いやいやこれぞ深遠なる沼の世界。

見えぬ出口を探し求め、しまいには自虐的に沼に溺れる自分を自慢をしあって傷を舐め合う・・・ いやはや恐ろしい世界。

まぁでもこれはこれで楽しいので始末が悪いw

沼も悪くはない

趣味の世界ですから、お金がかかろうが時間がかかろうが楽しんだもの勝ちなのは事実。

沼にハマったという自覚があっても経験や知識はプライスレス。特に失敗の経験ほど価値のあるものになっていくと思います

でもいつまでも沼に浸かっていて、結果が出ないのは(終わりはありませんが)いただけない。失敗の中から自分の目指す音は見つけ出した方がいいです。

この記事を読む人は出来るだけ沼を回避したい人かもしれません。私がそうですからw

でもこの記事の内容を実践していけば、否応なしに深浅はあれど沼入りです。そんなときに「あ、こんなやり方もあるんだな」くらいに感じてもらえればいいかなと思います。

この記事の内容を理解・実践して、尚且つ煮詰めることができたとき、もしかしたらあなたの求める音に近づけたらいいなと思います。

やるかやらないかはあなた次第です。

ちなみに最短ではありますが格安ではありません。ここまでくると多少出費がかかります。

世間ではウン百万の世界ですが、今の私でシステム代30万くらいかかってるかな?紆余曲折を考えると50万円くらいかかっているかも。

お金の高い安いは個人の感覚もあるので何とも言えませんが、私的にはカーオーディオに30万、超高いです。

でもその間の切った張った(貼った?w)と出てくる音を聞いたら・・・ ものすごくコスパはいいと思います。 

最初に言っておきますが、純正でもこれから書くことをうまく実践できれば、一般的には中の上、あるいは上の下くらいにはなっちゃうかも? 

別にすごいのではなくて、世間のレベルが実は意外に低い・・・ 逆に純正のレベルがかなり高いという意味でもあります。 

ちなみに今回の内容は(も?)危険です。私自身DSPを使わない、アナログ的な組み方をしていますので、デジタル派の方はそのあたりをうまく読み替えてください。

前方定位はできたスピーカーは消えた

以前カーオーディオ初心者がDIYでカーオーディオ音質アップをするための記事を書きました。

これ私のブログの1番人気独走中。あの記事だけで成り立っているといっても過言ではありません。ちょこちょこ書き直してはいますが、記事がデカすぎて修正しきれませんw 

「世の中には私と同じようなこと考えているけれど、何をしていいのかわからない人多いんだなぁ」と驚きました。記事を要約すると「点音源で前方定位を目指す」というものでした。

何人かの読者は私の話を信じてくれて、「スピーカーが消えた」「ホームでは出せない包まれ感」に驚いてくれますし、ここでカオデを卒業される方も少なくないというか、ほぼ卒業していきます。

一方で「低音もごもご」「もっとクリアに」「もっと気持ちよく」という手に負えない人たちがいます。重症です。

人間の欲というのは際限がありません。まぁ私も同じなんですが。

今回はおそらく読者の夢をぶち壊すような記事です。覚悟してください。対象はDIYでユニット交換できる人です。

ちなみに具体的な施工法やユニット名、設定数値は出しません

この辺りからはユニットとか、それなりのものがついていればいいです。専用アンプやサブウーファーが無くてもいいです。ヘッドのメーカーも何でもいいです。

参考までに私のシステムです。

さらに先へ進むための心得

どんなシステムでも(純正でも)考え方として「こういう風に考えておけば結局は近道」という指針くらいに読んでください。ユニットの選別とか、もう人に言われてどうこうするものでもないです。自分で決めましょう。

大切なのは今使っているユニットの性能をできる限り発揮できる設置・環境を作ってあげることです。

各ユニットは本来の性能が発揮できて、初めて評価ができます。ユニット固有の方法なんてそうそうないです。電気で動く機械ですから、電気回り・設置方法さえしっかりできていれば、何使ったって性能は出ます。

世の中ではユニット性能を発揮させていない車が非常に多い。これはショップやメーカーのデモカーにも多い。何故か。使い方知らないか、次を買わせるためでしょう。たぶん後者と思いつつ実は前者。そのユニットの性能半分くらいでユニットは評価されているので、Webの評価とか無視でいいです。

自分が聞いて「これいいかも?」と思うならそれを試してみるべき。

そして一度手を付けたらとことんそのユニットを使い倒してあげましょう。

その時初めてあなたの真のユニット評価ができると思います。

私はケンウッドのデッキ、ロックフォードのアンプ、クラリオンのスピーカーで、中古なら5万くらいのシステムで今回の内容をやりました。

みるみる変わっていく出音に新発見の毎日。次第に周囲の評価も変わっていきました。

この頃の私のシステムに親身にアドバイスをくれた皆さんは本当にありがたい。今でも大切なアドバイザーです。

次の一手の前に・・・

前方定位が出た人の多くの人は悩みます。「これで合ってるの?」。

こればかりは人に聴いてもらうとか、その筋の人の音を聴いてみないことには確認不能。ショップに行ってもいいかもしれません。この辺りの人は皆さんきれいに定位出てます。

不自然なほどに・・・

さて、次の一手は何でしょう。大きく分けて二通りあると思います。デジタル沼とアナログ沼。入口から途中までは一緒です。分岐点で別れて、様々な散財と苦悩の末に沼の底を目指します。

デジタル沼はかなりコストがかかる模様。コストがかかるだけに引き返す勇気がなかなか湧かなくて、そのままズブズブ逝くとこまで行きやすい。

私は怖くてアナログ沼に進みましたが、実はこちらもそれなりの進度(深度)に達するとコストがかかります。しかし支払った代償が少ないので、デジタル沼に比べ途中で満足して沼から這い上がりやすいかも?

私?もう戻れないかな・・・

世間の8割はWeb情報の波にさらわれてデジタル沼行きが多いみたいです。純粋にアナログ好きと、私のように物事をナナメからしか見ない偏屈者(貧乏人ともいう)がアナログ沼に入っていきます。

沼の底を見たから偉いわけではありません。

途中で満足できるなら引き返す勇気も大事です。 

私は登山をしますが、無理すると死にますw 特に始めたころは無茶をしがちですが、そういうときが一番危ない。テレビで遭難しているニュースたまに見ますが、だいたい登山上級者が言いますよね「山をなめてる」。私は偉そうなことを言えないレベルですが、思いますね「調子乗りすぎたな・・・」かくいう私も3回位やばい思いしていますw

「引き返す勇気」とても大事です。

ちなみに沼の底には「感動で打ち震えてしまう」ような「音を聴いただけで人が泣き出しちゃう」ような車いませんw

たま~にカーオーディオの沼の底を突き抜けちゃった人が居います。

そういう人の車は本当にヤバイ。ただこの人達の車は悲しいかなキワモノ扱いされがち。世捨て人?いやいや仙人レベルw しかもこういう人たちはオフ会など表に出てこない。仙人ですから。気まぐれに出てきたオフ会で巡り合えればラッキー。

私の場合ブログを見て気になった人や、いいなと思う音の車の人の師匠を紹介していただいて、こちらからアポを取って聞かせていただいています。

「そういうチャンスは大事にしたほうがいいよ」という師匠の教えですw

こういう人たちの音は物差しが根本から違います「定位?何それ」「ホームの音出したいの?んじゃホームやればいいじゃん」この辺りの人たちと世間のカーオーディオは求めるポイントが全く違います。

パッと聞くと「なんか変だけど妙に刺さる」的な音楽を奏でていて、その狙いに気づくとゾゾゾゾッと来ます。私も最近こっち方面に進んでいる気がしないでもない・・・

ただ、色々とお話を伺っていて思うのは「あぁ、このためにそれをするのね」みたいな、基礎部分に共通点を感じます。やり方も、使う部材も、本当に十人十色なのですが、求めるものは同じです。

それではとりあえず沼に入りましょうw

今回は沼の分岐点くらいまで。真面目にいうと基礎工事までかな。分岐以降はアナログしかわかりませんが、この基礎工事があるとないとでは、その後の進化にかなり差が出ると思います

世間はこの基礎工事もできていない状態でユニットをとっかえひっかえして誤魔化していることがほとんど。

取り付け方・部材は「みんながやっているから」とか「良いと聞いたから」レベル。沼の底には行けると思いますが、突き抜けるのは難しい。

基礎工事をして何の意味があるのかを知ることは超絶大事です。これ無しで沼を突き抜けることは至難の業。

師匠は私の音を「もう沼をはみ出て海の底目指してる」と言ってくれますが、褒められているのか貶されているのか素でわかりません。とりあえず足掻いていますw



今回の目標

基礎工事の前に、音のバランスはとれているわけだから、いよいよ憧れの高級ユニットに手を・・・出しません

よく「この音こそ至高」「あたかもその場にいるような雰囲気になる」「原音そのまま」なんて表現で(私も使いますねw)スピーカーやアンプを礼賛する記事があり、またそれに倣うような記事もあると「そのユニットはそういうものに違いない」という憧れ・幻想が生まれます。

良いこと教えましょう

それ、全部錯覚ですw

そのユニットの評価を書いた人はそう思ったのかもしれません。最初は。でも多分今違うこと考えてます。「もっと上のユニットじゃなきゃダメだ」とか「ここが足りない」とか。実際に使ってもない人は妄想しても無駄です。

その前に今使っているユニット、本来の性能出してますか?わからないですよね。ユニットを買って取り付けて前方定位出たくらいだと30~40%くらいかな?それ以下かも・・・

デジタル沼でもアナログ沼でも基礎工事は大事。これをすることで性能は60%にはなります。当然出てくる音も、音飛びが良く元気になります。

この辺りで引き返してもいいかな?と思えるレベルに余裕でなります

そこから調整して100%に近づけていくとどうなるか・・・ ユニットの粗が見えてきます。この時初めてユニット交換が視野に入ってきます。

普通は30%くらいであーだ―こーだ評価して、おいしいところの手前でユニット交換。ペア5000円のスピーカーだって10万円のスピーカー食えるんですよ?80%くらいまで性能発揮することができれば・・・

今回の目標はユニットの性能をできる限り引き出してあげること。それによってあなた自身の耳を鍛えることです。

ユニットの性能が発揮されればユニットのメリット・デメリットがわかりますし、耳が育てば自分の求める音の方向性が見えてきます。

さらに先に進むためにシステムもあなた自身も準備ができます。

「人に言われたから」「Webに書いてあったから」「みんなが良いっていうから」これ全部ダメ。判断はあなた自身がしてください。

私自身がそうだったのですが「私はクソ耳なんで・・・」と言ってしまう人がいます。自信がないんです。

でも自分で聞いて「アレ?これいいぞ??」という音って、実はみんな良いと思っています

「でもこれ、あの車と比べると低音出過ぎだな」「音がにじんでるな」とか考えて改悪しちゃうんですが、実は自分の耳や感覚を信じることはとても大事です。

そもそも人の車と比べる際に、比較対象が自分が追い求めている音ならまだしも「みんなと違うからダメ」なんてことはあり得ないです。

だってみんながダメなんだからw

似たような話が続きますが、本当に大事だから何度も出てきちゃうんです。それではやっと本題に入りましょう。

コメント

  1. 青フォレ より:

    えらく力作なブログねぇ。
    お疲れ様です。
    「点音源で前方定位を目指す」←tyuruさんの求めるサウンドかなぁ?
    実際、マイクで録音してもならないからね。
    (ワンポイント録音は別)
    自分だったら車の中でも外でも同じ音が出ていれば良いかなと思いますよ。
    (最近、ノイズ対策をしたお陰で目処がたちましたよ。)

    • tyuru より:

      私いま前方定位は狙ってないです。なっちゃってますけどw 今は雰囲気と空気感を求めつつ自分の好きな低音を探してさまよってる感じかな。
      この記事自体は本格的にカーオーディオを教わるようになって、一周年記念作品です。カーオーディオ経験者にはイマイチだとは思いますが、これから始めたいなという人に、こんな考えもあるんだよ!みたいな。経験者でもニヤリとしてくれる人はいると思いますw

      • 青フォレ より:

        今は雰囲気と空気感を求めつつ自分の好きな低音を探してさまよってる感じかな。
        ←つまり、30cmのフルレンジスピーカーにしたいって事かな?
        自分も、それを狙っているのですが中々難しいですねぇ。
        車はインプレッサを乗ってますが悲鳴を上がってます。(爆)

        • tyuru より:

          20cmは興味ありますが、今あるシステムで行けるとこまで行きたいなと思っています。というか30cmってホーム用ですかね。
          私は車もユニットも完全にストック状態でやっています。自分では相当手をかけているので、誰が見てもカッコイイと思っていたんですが、見た目は純正でした・・・ ナビがない分、純正以下。でも脱ぐと(ばらすと)凄いんですよ!w

  2. KOBA より:

    非常に楽しく読ませていただきました。
    「全部錯覚です」と言い切ったところで思わず吹き出してしまいましたよw

    ところで、プリアンプを外した理由って何でしょうか?
    プリアンプを付けている方のブログはほとんどないので、かなり参考になったのですが、もし使わなくなった理由も聞けたら嬉しいです。

    • tyuru より:

      プリアンプが悪いわけではないのですが、システムは出来る限りシンプルにした方が音はストレートになります。
      私の場合、SRTを極限まで鳴らそうとして師匠に教わっていたのですが、SRTが性能を発揮すればするほど、最初は全く気にならなかった「音のムラ」が気になり始めました。聞いていて違和感が出てきたのです。
      他のプリはわからないのですが、オデコンのプリに対して私が持ったイメージは「システムの良いところをさらに伸ばしてくれると同時に、ネガ要素も強調してしまう」というところでしょうか。音にムラがあると、音の積み上がりが崩れる?曲がる?と感じました。
      普通はオデコンのプリで幸せになれることがほとんどだと思います。使っている人は絶賛ですよね?w ただ、システム全体のレベルが上がってくると、オデコンは厳しいんじゃないかと思います。
      プリを使っている人でものすごい音の人は普通にいますから機種の相性もあるのかもしれませんね。

  3. toyland より:

    はじめまして、toylandと申します。
    自分もSRT1733をフロントにつけてフロントとサブウーファーだけでがんばっていたのですが、最近しっかりと音が飛んでない気がしてきました。取付けは師匠に教わりながらやったので間違いないと思います。デッドニングもしていないのですが、tyuruさんはサービスホールをラップされてますよね?デッドニングはしなくてもサービスホールは塞いだ方がいいのでしょうか?

    • tyuru より:

      はじめまして。
      サービスホールを塞がないと、スピーカー裏から出た逆相音が回り込んで、音を打ち消しあっちゃいますね。
      塞がないと響きが出るんじゃないかな?でもその響きは音が飛んでいる時の響きとは別物です。ビニールなりなんなりで塞いでみて、聴き比べてみてください。

      • toyland より:

        リアもSRTで鳴らすべきですか?

        • tyuru より:

          私ならsrt1033かな?前後を入れ替えて、口径の違いによる音色の違いも楽しめますし、何より同系統のものの方が精神衛生上も、ハーモニーもいいと思います。前後のスピーカー、前後のアンプは、ランクを合わせるべきだと思います。

  4. てるてるまっちょ より:

    はじめまして。
    PHASS FD0590ex + RE50HIの組み合わせで鳴らしてます。
    取り付けやドアセッティングはPHASSのプロショップにやってもらいましたが、どうにも定位が上がらずになんとかできないかと思っていたところ、ここに辿り着きました。
    定位が上がらない例の画像がありましたが、今まさにその状態です。

    tyuruさんのブログの内容を見てデッドニングを剥がそうかと思っています。ただ1つ懸念があり、フロアとルーフもデッドニングしてあります。
    特にルーフがデッドニングしてあると、ルーフまで振動が伝わらず、天井から音が聞こえてくることがないのではと思っています。

    この状態でドアのデッドニングだけ剥がすと、天井から音が聞こえることはなくても、少しは定位が上がるのでしょうか??
    実際にやってみないことには分からないかもしれませんが、アドバイスいただけないでしょうか。

  5. みっきー より:

    初めまして。
    BMW F31ツーリングに乗っている、みっきーと申します。

    ネットでの情報でBMWは音が悪いとのことから、フロントスピーカー(BMW専用、カロッツェリア、コアキシャル)を自分で交換し、同時にデッドニングを行いました。
    純正の調整機能で高音や低音を調整し聴いておりました。
    (音はそれほど悪いとは思っておりませんでした。今思うと聞きやすかったです。)

    さらなる音をと思い、先日MATCHのDSPをカプラーオンで取り付け、車種用に用意された音調整をダウンロードしインストールしました。

    音が驚くほど良くなるのかと思いましたが、逆に少し聞きづらくなり(低音が聞きづらい)パソコンを繋いでDSPを自分で調整しないといけないなとのことで色々調べていたところこちらのページを見つけました。
    ボディ剛性が高い上にデッドニングをしたら、音は余計に響かなくなる…そんな状況なのでしょうか。

    定位ですが、中央のモニター付近にあると思います。
    サブウーファーの追加?と思いましたが、まさに沼にはまりそう..はまっているのでしょうか。
    いつまでも車の中で音楽を聴いていたい、そんな状態に少しでもしたくてコメントをしてみました。

    • tyuru より:

       ドイツ車に関しては私のやり方はあまりお勧めできません。剛性・静粛性が高いということは振動がうまく使えないためです。
      私自身もアウディでいろいろ試しましたが、純正の状態でちょこっといじるくらいが一番良くて、今もライトチューンで楽しんでいます。
      アナログのXVとは違った今風の鳴り方が面白いと感じています。

       BMWに関してはドイツ御三家では一番音楽重視な作り方がされています。私はBMWの純正は悪くないと感じます。これを崩すのはもったいないかな。
      実際ドイツ車をDIYで気持ちよく鳴らしている人は私の知る限りではいません。だいたいDSPでこねくり回すしかなて、狭くて中抜けしてしまっている車がほとんどです。
      低音は何となく下にありますが、ほとんどツィーターの音を聴いている感じかな。

       サブは積んでも多分だめじゃないかな・・・純正の状態でまず何が欲しいか考えたほうが良いです。一通りいじって聴く純正の柔らかさと優しさはDIYではなかなか作れないですよ。 

  6. みっきー より:

    コメントありがとうございます。

    初心者の私ではどうすることも出来なそうですが、色々な機材を購入してダメになるよりは今の状態プラスアルファぐらいで留めておきます。

    とてもためになるブログをこれからも拝見させて頂きます!!

  7. エモドラン より:

    はじめまして。いつも参考にさせていただいております。
    ドアの鳴りについて悩んでまして、アドバイスいただけると嬉しいです。

    tyuruさんは、ドア鳴らすとAピラー辺りから音が聞こえると書かれていたかと思いますが、左右単独で鳴らしても同じでしょうか?
    私は違っており、他チャンネル化を考えはじめております。

    私の車は、右だけ鳴らすとAピラー根本、左だけだと助手席足元から聞こえます。全体で鳴らしても左だけスピーカー位置バレバレ、空間が捻れたような違和感に1年以上悩まされています。助手席に座っても左スピーカー位置バレバレは変わりません。

    先日、左右のドアで振動の伝わり方が違うことに気づきました。プラハンで叩くと、右は「ボゥ~ンボゥ〜ン」と余韻があるのに、左は「コッコッ」という感じで響きません。
    そういえば、ディーラーから左ドアの交換歴があると聞いていたのを思い出しました。見た目は同じなんですが、叩いた感じが違います。走り出すと定位が左にずれるのも、左右ドアの振動が違うと考えると辻褄が合いそうです。

    これは、「振動が伝わらない車は他チャンネル化が必須」の言葉のとおり、他チャンネル化した方がラクなのかなと思いはじめています。

    なお、私の環境ですが、SRT1633、1733S、1033を何度も入れ替えており、どの環境でも捻れた感じはありますが、1033で400hzハイパスが一番マシな気がしてます(サブにつなげられず断念しましたが)。サブはオートバックスのDQC-800B、アンプはRFのP400x4です。以前は個人輸入した3wayシステムでガチガチデッドニングにピラーパテ盛り3wayしてましたが、「これ無理!」と思っていたところtyuruさんのブログを発見し、綺麗に除去して感動したクチです。

    長文すみません。
    何かしらアドバイスいただけると幸いです。

    • tyuru より:

      はじめまして。

      左右別々に鳴らすと若干高さは落ちますがそんなに差は無いです。左右がハモッてグッと上がる感じですね。

      エモドランさんの場合、まず左右ドアのバランスをとらないと、多チャンネル化したところで左右バランスは崩れたままなのでねじれは直らないと思います。
      ドアを交換した際に素材や構造が変わっていないならば締め付けトルクがアンバランスであるとかフレーム自体がおかしいという感じになるのではないでしょうか。
      安全面を考えてもプロに相談して、このアンバランスを修正するのが必要だと思います。ただ私自身こういう事態になったことが無いので想像の範囲の話です。

      またコアキシャルでねじれをかんじるなら多チャンネル化するともう異次元のくずれをかんじるんじゃないかな?多チャンネルの音は私自身ねじれまくってて気持ち悪く感じますw
      1733Sで既に味わっているかも?

      大変そうですが頑張ってください。

  8. エモドラン より:

    返信ありがとうございます。
    左右でそれほど差がないとのこと、大変参考になります。患部に確信を持てたので、今後は対処に集中できます。

    左右ドア各パーツの締付トルク合わせてみて、それで駄目なら右を制振して合わせようかと思います。鳴らない方に合わせるのは辛いですが…

    tyuruさん予想のとおり、1733Sをスルーで鳴らし、キックツイーターの時はボーカルが左右に移動しまくり異次元でした。。ハイパスかけるとマシになるので、土台となる低域の伝播の差かなと思います。

    ドア交換は正規ディーラー作業なのでひどいことにはなってないとは思いますが、左右ドアの差も相談してみようかと思います。

    アドバイスありがとうございました。

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