なかなかいいぞ? iPad OS

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2019/9/25からiPad専用OS「iPad OS」が配信されました。さっそく私の持っているiPad Pro 10.5に入れてみました。

iOS11のときもその進化に驚きましたが、今思えばまだタブレット寄りの設定。今回はさらにググっとノートパソコンに近づいた感じになっています。

なんといってもOS入れて再起動した時点で「あれ?もうこれノートパソコンじゃん!」という見た目になります。

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iPad OSの進化したところ

マウスが使える

文句ばかり書いていますが、結構使えます。ただ使えば使うほど思う「指の方が早いw」

アプリアイコンが小さくなってデスクトップライクになっている

見た目が思いっきりPCになりました。従来のアイコン大きなやつも設定でいけます。

また任意のウィジェットをホーム画面に配置できます。Androidっぽい。

Pencilの活躍の場が増えた

Pencilで右下や左下から中心に向かってスワイプすると、画面キャプチャ。んでその画面に直接書き込み。メチャ楽。というかGalaxyNoteでもできるんだけどね。

あとPencilのパレットが使いやすくなって、いろいろな場所に配置したり大きさを変えられるようになった。隠すことも可能。

実際今回のは使いやすい。が、PencilがiPad内臓になってほしい。わざわざPencil持ってくるのが面倒。

SlideOverとSplitView

この2つ、わかっているようでよくわかっていなかった。Windowsでいうマルチタスク関連

Slide Over

マルチウィンドウなんだけど参考ページをフローティングさせます。一つ目のアプリを開いた状態でドックを出し(画面下から上にスワイプ)、2つ目のアプリを画面にドラッグするとSlideOver画面が出てきます。

Slide Overは複数のアプリを起動させておくことが可能。ただそこまで便利かというと画面が小さくてそうでもない。12.9インチならいいかもだけど、価格的にSurfaceと被ってくるので、私ならSurfaceかな。

Split View

Windowsでいうところの「ウィンドウを左右に並べて表示」。これも便利なんだけどアプリが表示対応していないと文字が小さすぎて読めない。対応していればかなり便利。

Slide Overの状態からフローティングしている画面を上に引っ張ると左右に分割状態。

コピペの進化

マウスを導入した後でこれを知って驚いた。これめちゃくちゃいい。マウスなんていらない指さえあれば。

・置きたい場所に触って指を滑らせれば選択。または狙ってる単語を2回タップでその単語、3回タップでその言葉を含む文章、4回タップでその段落を選択。これが良い。

・選択したら3本指でピンチ(すぼめる)でコピー、2回ピンチでカット、3本指でピンチと逆(拡げる)でペースト。

・3本指で画面を左にスワイプで取り消し、右にスワイプでやり直し。

Windowsのマウス操作をすべてジェスチャに置き換えていますね。タブレットだからできる芸当。

マウスも良いけれど、iPadは小さいので直接触ったほうが早い。

フローティングキーボード

これAndroidの片手モードなのかな。キーボードが出てきたら、キーボードをピンチすることでちっこくなって、配置は自由。両手で持っているときに便利。

ファイル操作

これ以前から使えていたのですがサッパリ理解できなかったというか、理解する気がなかった。階層を汲めなかったものが組めるようになったようです。ただしまだ見づらい。

外付けメモリ(ハードディスク・SD・USBなど)に対応(ただし要コネクタ)

ここまでクラウドが発達してくると、今更外部メモリとかどうでもいいのですが、対応しました。ただしアプリを選ぶ模様。使わない。

その他いろいろ

こまごまとたくさんあるのでこちらで。

実際の使用感

どんどんノートパソコンになってきているが、画面の小ささが、できることの範囲を狭め始めていると感じます。携帯性と利便性は反比例という典型。

ひとつの業務をするならばiPadはすでにPCと遜色のない域にきているけれど、マルチタスクはなんだかんだ画面の狭さがネックになってしまっている。

またこのOS、キーボード・ペンシルありき感は否めない。私は安いキーボードケースですが、恩恵はものすごいです。

特筆すべきは指を使ったポインティング操作。といってもコレ覚えるのが大変かもw

まとめ

何でもできるがゆえに何でもできるというわけでもないという、器用貧乏になってしまったけれど、使い方が固定されるとかなり頼もしい端末になりました。できないとできるではだいぶ違うので「iPad持っておけばとりあえずいける」みたいな場面では頼もしいです。

既にもうタブレットという枠にとらわれない、タブレット・ノートのハイブリット状態で、なおかつこの軽さ・薄さ・デザインというのが、タブレット市場を独占する要因となっていますね。

ただし進化するにつれて、最低でも物理キーボード、できればペンシル、必要と思うならマウスという感じでオプションパーツが必要になってきています

上の条件を踏まえた上で、特にお勧めしたいのは学生さん。荷物を少なくしつつメモ書きができて、レポートも書けるというのは良いんじゃないかな。入学時の生協おすすめノートパソコンボッタクリセットを買うくらいなら、iPad・pencil・スマートキーボードで良いんじゃないかと思います(ただしオッサンの推測なのでむやみに信じないようにw)。

私は既に仕事での使い方は確立していて、それにこのiPad OSの登場は非常にありがたい。外出先での文書作成とかペンシルを使った シングルタスク 作業には良いです。というか既にiPadありきのルーティンができている人にとってはかなり有用だと思います。

逆にタブレットは動画と家での遊び用としている人にとってはほとんど恩恵はないかもしれません。まだまだ進化していきそうな気がします

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