ワンダと巨像

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昔からやりたかったけど、なかなか始められなかったゲーム・・・それがこの「ワンダと巨像」

このゲームが出た頃(2005)は、オンラインゲーム(Warcraftかな?)が忙しくて、コンシューマーにはほとんど手を出していませんでした。オンラインゲームの人間関係にくたびれたりwあまりにも世間の評価が高いとか、自分のお気に入りシリーズなら手を出しましたが、ギリギリそのラインに達していなかったゲームがコレです。

時折中古屋さんを覗いてみても、何故か「ワンダ」だけはなくて、時には「ICO」、時には「大神」になっていました。

これの前作の「ICO」は5年前くらいにやったかな?これはこれで面白かったのですが、年を取るとパズル要素がとにかくかったるくて、疲れ果てた記憶がありますw

ちなみに私、買ったゲームは自力で終わらせるまで、攻略情報を見てはいけない縛りがありますw 制作した人たちへのリスペクトと、ジジイのこだわりです。

今回ひょんなことからPS4のリモートプレイに嵌り「人食いの大鷲トリコ」が意外にあっさり終わったので、勢い余って中古屋さんに行ったところ、ついに「ワンダ」に出会うこととなり、買ってきました。

ワンダと巨像®

予備知識がなかったのですが、

2018年にPS4用にフルリメイクされていたんですね。

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面白さ

「最後の一撃は、せつない。」

このコピー秀逸すぎる!本当に切ないw

巨人一体ごとの最後の一撃は、もちろん「せつない」。わかります。

しかし、ラスボスへの最後の一撃は「それまでの巨人攻略の集大成の一撃」「ゲームに終止符を打つ一撃」「今までの苦労がすべて報われる一撃」ですから、何とも言えない感動がありました。

ワンダと巨像®_20191019005828

ゲームとしては極めてシンプル。マップ上にちりばめられた巨人たちを探して倒すだけ。

巨人はにはウィークポイントがあって、それを戦いながら探しつつ、チクチクやって倒していきます。

だんだんと敵は強く(ウィークポイントが難しく)なっていって、特に最後だけは激ムズ。といっても「これもう絶対無理!」という程でもなく、絶妙なバランスです。

「1体倒したからこれで終わるか」みたいな区切りもあるので非常にとっつきやすい。

よし!いっちょやったるかーって感じですw

操作とゲームプレイ

3Dアクションは慣れるまでが一苦労(最近は慣れるまでが結構面倒w)ですが、直感的に動かせるようになれば問題ありません。

巨人にぶら下がった時の移動が最初しんどいのですが、慣れてくればつかまることもせずにポンポン走って巨人の上を移動します。

自分のスキルが上がっていくのを実感できて楽しい。

そして何より巨人のウィークポイントをチクッ」っとしたときの快感・・・

病みつきですw

ストーリーに関してはこれまたシリーズ特有の「プレイヤーの想像にお任せします」という部分が多く、様々な思いがプレイ中にも交錯していきます。そしてラストもせつないw

グラフィック

私は今回のフルリメイクしか知らないのですが、一連のシリーズ同様、何処か荒廃的で、それでいて懐かしいような独特の雰囲気は健在。今では普通な「リアル」ではなく、所謂「ゲームっぽい」美麗さです。

演出がシンプルながらいい。

巨人の弱点を見つけて、一撃を食らわせた時、血のようなものが噴きだしますが、これがゾクソクきますw

オリャー!

確かにハードのスペックは上がっていますが、一番大事なのはゲーム性。この作品はココが素晴らしい。

戦闘前はワクワクですw

あと何気なくハマったのがスクリーンショット。楽しいw

サウンド

私、ゲームサウンドってほとんど興味ないというか、世間の人がゲーム音楽を聴いているのが信じられないというか。

ただゲーム性を損なうようなことはないですし、全体の雰囲気には合っていたかな。

ただ頭の中でリフレインするようなものでもありませんでした。

リプレイ性

このシリーズに共通していますが、言葉がほとんどなく、それこそ雰囲気を楽しむ部分が多いので、これに飽きるとリプレイはしません。

ただICOやトリコが1本道のパズルだったと考えると、このワンダだけは特殊で「攻略要素」が高いので、ハードモードやタイムアタックもやってみたくなります。

特に2週目以降にはやり込み要素が満載で、結構楽しめます。というかこれ無しではこのゲームの面白さを堪能はできていないかも?

・2週目以降は任意の巨人とタイムアタックで戦闘可能

・タイムアタックに成功していくと、様々なアイテムを貰えてワンダが強くなっていく

・ハードモードでは巨人の弱点が増える(やりごたえアップ!)

「いやいやそんなのどうでもいいし」と思ったのですが、始めたら案の定ハマった。

切なさはそのままにチクチクやる快感!w

3000円弱とは思えない面白さです!

ワンダと巨像®_20191025072241

まとめ

人によっては「今更こんな古臭いゲーム」という評価をする人もいるかもしれませんが、私はやはり「やってよかった」「面白かった」と素直に思えます。

最近のゲームは自分で動かしながら観る映画のようなものが多くて、それも30時間40時間とひたすらその世界に付き合わされるのが結構苦痛なのですが、このシリーズにはそれが無い。大体何もしないでも15時間もあればやり切れるのが良いです。

やり込み要素にハマれば40時間は遊べちゃうんじゃないかな?

ストーリーよりもゲーム性で楽しませてくれる「こういうので良いんだよ!」と改めて思わせてくれる作品だと思います。

この子のためにすべてを捧げるのです!

少しでも興味があるなら買っちゃっていいですwというか買いなさい!

お勧め度 ☆☆☆☆☆

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