脳梗塞 退院6カ月

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退院時の状況

発症

2020年10月20日に脳梗塞が発症、1週間入院して10月26日に退院してからおよそ半年が経過した。

脳梗塞は10年以内の再発率が50%超、退院後1年以内の再発が多いといわれるだけに、罹患した人はその後どうなっていくのか心配だと思うし、私自身の記録としても記事にしておきます。

後遺症

私の場合、幸いにも大きな後遺症はなく、左半身に痺れが残っただけで、歩く・走る・話す・食事するなど、日常生活に大きな支障はありませんでした。あるとすれば・・・

①キータイピング時にちょっと左手の小指側が引っかかる

②たまに体調が悪くなる(気温の急激な変化に弱くなりましたw)と体中が内も外もむくんだ感じになって気持ち悪くなる

③周囲の人は気にならないようだけれど自分では呂律が回っていない気がする。まぁ、もともとそんな感じの話し方ではありますがw

等々、気分的な部分も多いようなのでそこまでは気にならないレベル。不幸中の幸いといったところかな。

6か月の変化

身体的な変化

痺れ具合

最初は左半身全体が痺れていました

退院直後は本当に体の中央線から左が痺れていた。感覚がないわけではなく正座した後の足のジーンみたいなのがずっと続く感じ。最初の3か月はしびれ具合(範囲・強さ)に変化がなかったので、意図的にインナーマッスルを伸ばすようにしたりして、普段動かないような部分をストレッチするようにしたら、だんだんと痺れの範囲が左に寄っていって、今では左の広背筋と左の三角筋を中心に痺れている。調子が悪いと左腕も痺れるかな。

ここまで極端ではないけれど、現在気になる痺れはこの範囲。ただし体調によってその範囲は増減します。

禁煙

禁煙に関しては退院後数週間はアイコスを何度か吸った。しかしアイコスですら吸った瞬間痺れが増すので怖くなり(ニコチンによる血管の収縮だと思われる)さすがに辞めた。「吸ったら死ぬ」と思うと禁煙はできるもんだというのがわかったw 半年たった今でも毎日のように吸いたい瞬間が必ずあるけれど、昔の禁煙のように夢に見ることはない。

禁煙効果でランのペースは確実に上がっているが、もの凄く太りやすくなった。食事と運動のバランスを考えないとどんどん太ってしまい、年末には退院時から4キロは太った。そのためかなりの節制をする羽目に・・・

一方で禁煙のおかげでお財布のお金がほぼ減らない。そして喫煙の時間が無くなることで仕事が捗りまくる。お金も時間もかなりの節約になっている。わかっちゃいるけどその効果はすごいw

運動

ジョギング時に撮影。緊急事態宣言仕様?片側が赤いベイブリッジは初めて見ました

運動は退院したころのウォーキング中心から徐々にジョギングにシフトしている。ウォーキングは気分をリフレッシュをするとか、自分の周りの新たな発見をするには良いけれど、時間がかかりすぎるのと、ダイエット効果が思ったほどない。走った方が歩数を短時間に稼ぎやすいのと、ダイエット効果が大きいので効率がいい。

ジョギングは禁煙効果も相まって走るたびにタイムが縮んでいくのが楽しかった。退院後は7分/キロが6分弱/キロまで縮まったけれど、連日これをやると疲れが激しく、同時に膝の負担が大きい。膝が痛くなるとしばらく動けなくなるので自転車に乗ったりシューズを見直したりしつつ、速度よりも継続時間を長くとるほうにだんだんシフトしていった。

最近は10キロをダラダラと6分半~7分/キロで1時間ちょっとかけて走るようにしている。心拍数で最大心拍数の70~80%を目安に走っている。これをやると1回のランで0.8kg体重が落ちるのでダイエット計画が立てやすい。まぁその分自分へのご褒美で食べちゃうんだけどねw

退院直後は3日に1回、7キロくらい走っていた(月70キロ)が、最近は3日で10キロ・7キロ・オフという感じで月に150キロを目標に走っている。距離が増えるとそれに比例して体重も落ち始め、入院前64キロから年末には68キロまで増えた体重は、今63キロまで落ちている。発症前と比べると1キロ落ちただけだけれど、体つきが全然違う。服を着たときのシルエットも明らかに変わってきた。今はこのダイエットが楽しい。

ここに来て急激に落とせています

ちなみに運動量が増えたのは歩数やダイエットのためだけではない。「動きを止めたらガチガチに固まってしまうんじゃないか」という恐怖感が常にある。何もしないで一日過ごすと怖くなるし、歩数が少ないだけで体調が悪くなったように感じる。

食事

食事はかなり細くしている。退院時は3食確実に摂っていたけれど、今は朝ココナッツオイル入りのコーヒー、昼ミールリプレイスメント(牛乳で溶いた栄養剤?)、夕飯は自由、の実質一日一食。その代わりお菓子一袋とか、かなり体に悪いこともしていてバランスは悪い。自分へのご褒美だけはやめられなくて困っている。これが無くなると簡単に体重は落ちるんだけどね・・・ この辺りは以前の糖質制限よりは緩いが世間一般ではちょっとやりすぎくらい。

血圧

血圧に関しては毎日薬2錠は変わらない。120-70が平均。先日お昼に急激に体調が悪くなって、よくよく考えると、朝に薬を飲むのを忘れていたことに気づいた。血圧を測ると140-90。慌てて薬を飲んだ。もう薬なしでは生きられないんだなと気づいた。「昨年の10月に一度は死んだ人間なんだな」と思うと、やりたいことだけやろうと改めて思ったw

薬さえ忘れなければ安定

睡眠

軽い糖質制限も入っているのでとにかく寝むれない。といってもベッドには7時間入るのかな。スマートバンドのwena3の計測では睡眠が3段階で計測されていて

レム睡眠 1時間
LIGHT 4時間
DEEP 1時間40分

が平均。ただ3時間に一回は起きたり、昼寝もこの数値に入っているので自分では眠れていないと思っていた。こうして数値にすると6時間40分だから結構寝てるねw

ちなみに走りすぎたりして疲れを取りたい日は睡眠導入剤を飲むけれど、導入剤は眠るのは早いけれど持続はあまりしないのでイマイチ寝た気にならない。ただ数週間に一回、泥のように眠れる日があって、その辺りで過不足が調整されているようだ。

気がかりなこと

健康な生活をしまくっているが、たまに「ん?これやばくね??」という時がある。発症前に脳梗塞の前兆だったと思われる頭の中の爆発の予兆が出る。急に「キーン」という耳鳴りがしだして、その音が大きくなってくる。以前はそのあとに「バン!」と爆発音があったけど、今はその手前でスッと止まる。おそらく血圧が上がった状態で起きていると思うので、血圧計で確認してみようと思っている。

また発症時の喉を鷲掴みにされたような苦しさも極稀にに起こる。これもやはり血圧が高い時なのだと思う。これが起きるときは早めに寝るようにしている。

逆に椅子から立ち上がった時にめまいで立ち上がれないときがある。これは薬の影響なのか血圧が極端に落ちているときにおこる。朝薬を飲んでしばらくした時など起きやすい。

このように生活が血圧に支配されている感はあるw そのあたりを考えても運動を止めてしまうことが怖い。

心的な変化

個人的なパラダイムシフト

パラダイムシフトという言葉が適切かどうかわからないけれど、使ってみたかったのでw 要は脳梗塞になったことで考え方というか人生観がガラッと変わった。

入院当初考えたのはやはり以降の生活に対する不安。「麻痺が残ったらどうしよう」「これから生活に支障が出たら困るな」「一生この痺れと付き合うのかな」というもの。不安は不安を呼び、家族に関してはマヒが残ったら面倒を見てくれるのかwとか、親のケアは(今のところ全くない)どうなるかなとか。仕事に関しては自分の立場はどうなるかとか世間体はどうなるとか、社員のみんなはどう感じるのかとか。これらはどんなに考えたって個人的な思い込みの範疇でしかないし、実は自分が思うほど人はそんなに考えていないw

ひとしきり不安に悩まされると今度は開き直り。とりあえず前向きになんでも考えてみると、体のケアは頑張るとして、今後どうやってこの病気と付き合っていくかとか、再発を考えると自由な時間は限られているので、思いっきり好きなことをしようとか、それまでの生活や仕事の無駄を省こうとか。自分を律して生活にメリハリをつけるように常に考えるようなった。

実際に退院してみると、家族はとにかく過剰なまでに心配してくれるが、世間は結構あっさりしているというのを再確認してw そこからは自分のやりたいことだけやるようになった。無駄な付き合い(お酒の席)と思うものは排除、無駄な仕事も排除、という感じでいろいろ削っていくと、意外に生活はシンプルになってスッキリした。それによって空いた時間を体のケアに回す(単に歩き回るw)ことで、今までとは違う生活環境・生活サイクルとなった。今までやったことのない掃除や思い付きで断捨離もするようになり(物は一向に減らないけれどw)身の回りもスッキリしはじめている。

あと自分でも驚いているのが人付き合い。それまでは人の目を気にしたり、プライドばかり高かったので人と自分を比較しがちだったし、それを知られるのが嫌で妙にいい人ぶる部分もあったりしたけれど、そういうのが全部どうでも良くなった。人の目や評判を気にすることの無駄を感じた。そうすることに労力を割いて、自分のやりたいようにできないのはもったいないと感じる。人と話しながら「あれ?ここまでドライでいいのかな?」と感じる時もある。これは人生や健康の残り時間に対する恐怖感からだと思うのだけれど、年を取って人に興味がなくなりつつあるのかもしれないとも感じるw 必要な家族や仲間、同志以外には拘わらないから構わないでって感じ。こうして文字にするとものすごく冷たいオッサンになっているのかも。

ただこれってあまりいい展開ではない気もする。人って年取るとわがままになると思うのだけれど、自分がそっちに流れていることを否応なしに感じるw まだ自覚があるだけ良いのかもしれないけれど気を付けよう・・・

最近気づいた変化

これ多分脳梗塞とは全く関係ないのだけれど、最近テレビや動画を見て二ヤついている(笑うことはあるけれどニヤニヤしているのはまずい)自分に驚く。これはジジイになって涙もろくなったことの進化系なのか、病後の意識変化で変な感情フィルターがなくなったものなのかよくわからない。もともとそういう感情の起こりづらい人間だったので、自分で戸惑うレベル。これで独り言を言い出したら単に老化なのかなと思うw

今後の予想

ちょうど3度目の緊急事態宣言が出て、しばらくはダイエットにまい進する日々が続きそう。現在体重63キロで、60キロまで落として登山に行きたいと考えている。年末の金峰山が体重67キロで時間的に厳しかったので、7キロぜい肉という荷物を減らした状態ではどうなるのかを体験してみたいw

ダイエットと並行してストレッチをきちんと行っていけば、もしかしたら痺れはなくなるんじゃないかともちょっと思っている。それくらいストレッチによる痺れ範囲の減少は実感として効果がある。痺れの強い部分の周辺は念入りにやっていこうと思っている。

ただ健康一直線の今現在でもたまに「どうにもならなくきつい日」がある。気温差の激しい日なのかな。最初は急に気温が下がるとなるのかな(ヒートショック)と思っていたけれど、最近のように急激に暖かくなるのも厳しい。薬が切れて血圧が上がってしまったような感覚になる。このあたりは無理をし過ぎないように気を付けたい。

特にこれから暑くなって汗をかくようになると体内の水分量が減りがちになる。脳梗塞は血液のどろどろ状態が良くないため水分補給方法も今まで以上に考えたいと思う。

この病気と付き合うようになって半年。やることをきちんとやっていれば急に悪くなることはなさそうだが、一番怖いのは慣れてしまって危機感が薄まることだと思う。「鍛えているから大丈夫」ではなくて「自分は病気を抱えている」という意識をもって何事もやらないといけないかな。無理して再発したらすべてパーになるので気を付けていこう。

コメント

  1. supea より:
    • tyuru tyuru より:

      こういうの読むとすぐ「自分は〇×が足りないのか!」となりますが、最近は(も?)なるべく薬には頼らないようにしているので、生活習慣や食べ物を変える参考にしてみます!

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