※2017年4月最新版のドライブネットナビの記事はこちらです。
ナビアプリはいろいろありますが、賛否両論。ナビタイムが一番良さそうなのですが、docomoとパイオニア共同開発という「docomo Drive Net Navi」に手を出してみました。無料でも使えますが、課金して使う予定です。
Yahoo!カーナビ – 渋滞もデータ更新も無料のナビアプリ
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カーナビ/渋滞/オービス-NAVITIMEドライブサポーター
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2016/03/05 新しいドライブネットアプリのレビューはこちら
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ドライブネットナビのメリット
1.カーナビに近い性能を安く手に入れられる。今の時代スマホ・タブレットは用途にもよりますがカーナビをはるかに超えていると思います。カーナビにお金をかけるならスマホ・タブにお金をかけたいですw
2.課金することによって渋滞情報(VICSの5倍性能と言われるスマートループ)・周辺情報を詳細に知ることが出来る。オービスの位置もわかる。また地図のWifiダウンロードが出来るようになる。無料の場合は地図表示と簡単なルート案内のみ。
3.地図の更新は年2回、無料。今回思い立ったのはコレが大きいです。圏央道・首都高の開通で新しい地図が欲しかったのです。
デメリット
1.対応スマホを持っている人しかナビを使えない。ある程度知識(といってもBT接続できればOKくらい)がないと使えない。対応機種やAndroidバージョンが限定的。
2.配線が表に出るので、見てくれが悪い。配線が車内に出ているのはかなり微妙です。設置方法を考える必要があります。
3.毎月300円の課金と動作中の通信量がどれくらいになるのか分からない。但し課金すると地図のダウンロードが出来るのでかなり節約できそうです。GoogleMapは無料ですが地図を読み込むのに常に通信し続けますよね。
といったところでしょうか。
ではグッズを集めますw
必要なものは
1.ドライブネットに登録したスマホ
これはドコモユーザーでなくてもドコモIDがあれば登録可能です。Au・ソフトバンクでも可能。MVNOでもOKです。登録しなくてもアプリ利用は可能ですが、スマートループや周辺地域の情報を使うには課金が必要です。
2.GPSアンテナ (なくてもOK)
何もない場合はスマホ内のGPSを利用しますが、精度がちょっと低いです。トンネルや多段の高速道路の下などでは自車位置を迷いがちです。使用中も実際の位置を追っかけて表示しているような感じになります。専用GPSアンテナを使うことで、かなり精度が上がります。トンネル内でも自車位置の把握が出来ます。気分ですw
3.スマホホルダー(なくてもOKだがあったほうがいい)
スマホホルダーならなんでもOKです。ただバッテリー消費がでかいので、給電を前提に考えた方が良いです。
で、とりあえずAmazonで探した所、なんか安いのを見つけたのでwコレは行くしかないと思いドライブネットクレイドル01とカーナビ用センサーユニット01というのを買いました。ちなみにスマートフォンフォルダー01というものもあります。
【docomo純正商品】ドライブネットクレイドル01 (APR39006)
↑要対応機種
NTT DOCOMO スマートフォンホルダ01 APR59008
【docomo】 Android スマートフォン 対応 カーナビ用センサーユニット01 【APR59011】
結論から言うと安いのにはわけがあります。課金の必要とこれらの機器がイマイチ使いづらいようで、人気が無いのだと思いますw 実際GoogleMapは無料なのにスゴイ便利ですからね・・・センサーユニットは良い感じです。しかしドライブネットクレイドル01お前はダメだ。
ドライブネットクレイドル01
このクレイドル、爆安なのですがAndroid4.2のスマホまでしか対応できませんwww 対応機種以外で使うと機能が使いきれないのです。だからドコモのHPに出ていないんですね・・・ コレ単体でドライブネットを使おうとすると、私の場合(XperiaZ3 Android4.4)、スピーカーからもスマホからも全く音が出なくなります。スマホ側からBTの音声のみリンクを切ると、BTすべて切れますw 後で気づいたのですが、このドライブネットクレイドルはGPSアンテナとジャイロセンサーを内蔵しています。でもこれが発売された頃はハード(Android機)が追いついていなかったのと、これ自体の吸盤が弱くダメだし祭りだったようです(実際弱いです)。だから安くなったのか!w ちなみ同等のパイオニアのOEM品のページには
スマートフォンがSCMS-T方式※のコンテンツ保護に対応している場合、ナビクレイドルとの通信がうまく行えない場合がございます。
・・・要は古すぎるのです。今のAndroid、だいたいSCMS-T対応してますw サポートに電話確認したところやはり対象外でしたw
カーナビ用センサーユニット01
こちらはGPSアンテナですが一応精度は上がるようです。最初はズレまくりますが、運転していくうちに(10~15分)学習し補正がかかり始めます。補正がかかり切ればトンネルでもきちんと車の位置を表示してくれます。但しこのセンサーの位置を変えてしまうとまた学習し直しになります。固定しましょう。またこの精度ですが絶対ではありません。カーナビ>センサーユニット>>>スマホ内蔵GPSくらいかな。
またこれらの機器にはそれぞれ給電が必要で、なにもしないと線が2本車内をはうことになります。
※わかり辛いことに、このドライブネットナビのほかにドライブネットインフォというアプリがあります。これは運転中に音声でニュース、天気、ハンズフリー電話の機能を持たせるアプリです。ドライブネットと併用します。音声でいろいろ操ることが出来るという感じでしょうか。スマートフォンホルダー01を買うとリモコンがついてくるので、ハンドルにリモコンを付けることができ、いつでも音声操作が出来るようになります。でも後述しますが、音声検知エンジンが私との相性が悪過ぎて、実際はそこまで有用なアプリとは思えません。ホルダーが限定されるのも微妙です。
とりあえずまとめると、これから始めようという人はとりあえずdocomoIDで登録が必要です。ドコモIDを作って登録するだけ。最初の1か月(おそらく月締めです)はおためしなので、コレで判断するのがよいかと。
自車位置をより正確に欲しいならカーナビ用センサーユニット01、インフォも使いたい場合は、先に書いたスマートフォンフォルダ01を使うのが簡単で手っ取り早いと思われます。
実際の使用感
まず目的地の音声検索。iコンシェルの認識エンジンを使っているというのがウリなのですが、もともと私とiコンシェルは相性最悪ですw ちなみにSiriとも相性が悪く、話すとムカつくので使いません。唯一OKGoogleだけは私の言うことを聞いてくれますw ですから音声検索は微妙です。OKGoogle>Googleマップの様な快適性はありません。ブラウザでWeb情報>クリック>目的地設定なんてこともできますが、GoogleMapほどの利便性はありません。設定できるものとできないものがあり、このあたりは改善して欲しいところです。カーナビの場合、基本、電話番号か名称から目的地を検索していましたが。それを考えると五分五分かな。スマホならもっと便利かと思いましたがそんなに甘くありませんでした。
ナビルートは、カロッツェリアと同等な気がします。渋滞情報は普通に表示されています。嬉しいのはオービス情報。1km・500m・直前くらいで警告音が出ます。高速に乗ると画面がぐっと引くかんじです。カーナビのハイウェイモードは私は嫌いなのでこっちのほうがが良いですw ただ高速道路の対向車線のSA/PA情報が何故か出てきます。これはいらな過ぎる。肝心のスマートループですが、実際「えーここ迂回するの?」みたいなことが何度かありました。そこまで行って確認した訳ではないのですが、普段混雑しがちな場所を迂回したがります。かといって劇的に時間短縮が出来るようなこともなさそうです。
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2/23追記
緊急で東京タワー方面へ行く用事ができ、このナビで行ったところ、途中からまったく違うルートを指示されました。通常有明のトンネルからレインボーブリッジを通るのですが、副都心で降りろというのです。従ってみたところ、大渋滞を起こしているレインボーブリッジの下の一般道でスイスイとなり感動に打ち震えましたw
うぉおおお!と思っていたら帰り道、通行止めになっている夕凪橋を通れといってききませんw んーおしい。
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ナビ案内の声ですが、これはダウンロードで変更可能。タッチの南ちゃん(日高のりこ)にしてみましたw これは聞きやすいです。妻を乗せて実験していたら「この声なんかエロいね」と言い出し驚きましたw ナビでムカつく事のひとつに「右です」といわれて次かなと思うと手前だったってことが良くあったのですが(私だけ?)、これに関してはカロッツェリアよりかなりわかりやすくて良い感じです。
2017/4 最新のバージョンではこの機能なくなりました。というか日髙のり子復活させてくれ!w
また道が難しい場所ではイラスト表示に切り替わります。これも便利。とくに私の苦手な東京の下道では助かりました。
センサーによる車の位置の捕捉も、ある程度学習が済めば正確です、ただしビルの谷間だとズレが出ました。やはり専用機の方が上です。ただこの時はセンサーを固定していなかったからかもしれません。
到着予想時刻に関してはカーナビと遜色ありません。
画面はカーナビをシンプルにした感じ。必要最低限で、操作もカーナビに比べると限定的ではありますが私にはこれでいいかなと。
特筆すべきはスマホならではの画面の高精細な美しさでしょう。逆に光の映り込みがひどいという弱点もありますが、カーショップへ行ってどの最新カーナビを見てもスマホのキレイさには及びません。
総合的にみると私は「アリ」だと思います。課金の有無はありますが、リアルタイムで渋滞情報、リルートがあって、最新の地図を使えるというのは便利です。これを使ってみようと思った圏央道の海老名・八王子区間ももちろん反映されています。GoogleMapは圏央道を反映するのに半年かかったけれどこれはどうなるのかな?
スマホのカーナビは自車位置の把握でカーナビ本家にはまだまだ及ばないと思いますが、その差は確実に詰まっていると感じます。というかカーナビって出た頃はすごいなぁと思いましたし、今だと車を買う際に付いていて当然ですが、スマホで代用というのは今後大いにあり得ることだと思います。
と、ここで終わればいいのですが、ここからドツボにハマっていきますw
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