やっと届きました。今更ながらのガーミンFenix3です。先日のvivofit2が思いのほか面白くて、肌身離さずライフログをとり続け、尻をたたかれて走り続けることができ、ジョギング>お風呂後の脱水状態参考記録で30年ぶりの体重60キロ切まで達成できましたw
さてFenix3はvivofit2のライフログ機能+310XTのGPSロガーを併せ持った腕時計、ABC時計というそうです。高度計(Altimeter)・気圧計(Barometer)・コンパス(Compass)機能を持つ多機能時計ということです。といってもこの手の時計、腕にはめると体温を拾うのでABに関してはいちいち調整しないと機能しませんが(i一応Autoモードがあります)w
ガーミンデバイスは日本代理店で買うとサポートと日本語化の恩恵がありますが、価格は1.5倍という設定で、昔から輸入でしか買ったことがありません。慣れれば英語でもいけますから・・・ 今回は日本だと65000円くらいのものを輸入で41000円で購入しました。実際は心拍センサー付き(HRM-RUN)で48000円です。ちなみに心拍計は単体で買うと12000円だったかな。
きっかけは、もともと登山でSuuntoのCOREを使っていたのですが、個人的な感想でいうとCoreは時計機能以外使い物にならないと感じていました。体温を拾ってしまい、いちいち調整するのが面倒だったのと、画面が見づらかった・・・ 操作も面倒で、いつも時計はしていても一緒に登っているTさんのProtrekに頼るという間抜けな状態でしたw 単独で登る際に、もうちょっと使い勝手の良い時計がないのかと探していましたが、なかなかコレというものが無く、まぁその内と思っていたのですが、今回の糖質制限絡みでライフログをとれるGPS時計が欲しくなり、Fenix3に白羽の矢が立ったわけです。心配なのはバッテリーライフですが、今だとモバイルバッテリーの大容量化が進んでいるのし、まぁ行けるだろうということで、購入に踏み切りました。登山に関してはetrex30がかなり使えているので、その補助にしかなりませんが、ちょっと使ってみたい機能があったのでw
この時計、普通仕様とサファイアガラス仕様があります。サファイアだとメタルバンドで、ちょっとしたダイバーズウォッチのような仕様になります。高級版ですね。サファイアに心惹かれていたのですが、バッテリー式なので劣化等を考え(以前使っていたForerunner405はバッテリー劣化でつかえなくなった)長期間使うことは不可能と思い、またメタル仕様だと重くなる(186g)のため、普通版にしました。
実物ですが、Web広告の写真きれいに撮りすぎw 思ったほど高級感はありません。というかいつものプラスチッキーなガーミン時計ですw ベゼルとボタンだけメタルかな。その分予想よりも軽いと感じました(82g)。310XT(72g)より重いはずなのですが、出っ張りが少ない分、装着感は明らかに軽いです。一応「普段使いできるデザイン」という売りでもあるので、チープすぎるということもなく、まぁこんなもんでしょう(適当)。
ガーミンデバイスはANT+という通信規格のセンサーなら何でも使えます。私の場合、心拍計・自転車のクランク回転数を計るケイデンスセンサー・温度計のTEMPEがあるので、この辺を使いまわすことが可能。
PCとの接続はUSBとWiFi、まだ最終的な確認はしていないのですがANT+では同期できない気がします。PCよりもスマホとのBT接続が予想外に使い勝手がよく驚きました。ものすごく速いです。
機能面ですが通常は時計です。これにアプリを入れることによって様々なスポーツの数値、GPSログをとることができます。まぁ必須アイテムではないのですが、使い始めるとこれが面白いんですよね。ConnectIQというガーミンのWeb(iTunesのようなもの)からいろいろなアプリをインストールすることができます。今まで持っていたガーミンはすべてモノクロでしたが、Fenix3はカラーで、なかなかきれいです。
画面が液晶なので時計のフェイスも着せ替え可能。日中の明るいところでも見やすい画面はなかなかいいです。ただコントラスト調整がなく、インドアだとちょっとぼやけたような画面なのが残念。
アナログ
デジタル ほかにもいろいろ選べます。
バッテリーはGPS稼働で20時間、GPS記録間隔を長く設定すれば50時間、GPSオフで6週間、となっています。この手の製品ではロングライフです。実際に手にして思ったのはやはりでかい。普段はvivofit2、スポーツのときはfenix3というのが妥当でしょう。一応100m防水になっているのでスイムの計測も可能です。私は泳ぎませんがw
面白いのはアプリのほかにウィジェット機能があり、時計画面を切り替えて様々な情報を見ることができます。スマホとBT接続でメールやカレンダー予定を通知してくれたり天気予報を確認することも可能。ただし輸入版の場合、日本語非対応なので内容がわかりませんw まぁ実際私にはいらないのですが何か通知があったのは確認できます。またなぜかスマホの音楽を操ることも可能。常にスマホとBTで繋がっているので、スマホを置き忘れたりするとバイブで教えてくれます。これは何気に便利かもしれない。その逆にFenix3からスマホを探すこともできます。昨晩嬉しくてFenix3をしたままベッドに入ったのですが、リビングにスマホを置いておいたらブルブルふるえていたのには困りましたw
天気予報
スマホのミュージックコントロール 機能しますw でもBTイヤホンのほうが簡単です。
気圧計。天気は実際下り坂でした。
ここまでくるとほぼAppleWatchと競合しそうですが、タッチパネルではありません。すべてボタン操作です。ただバッテリーの持ちであるとか、ロガー機能では圧倒的にFenix3のほうが使い勝手よさそうです。おそらく今の製品発表ペースだと、もしかしたら新製品発表の可能性がありますが、かなり完成された製品だと思います。ここから進化するにはより軽量化・ロングライフ化だと思いますが、劇的に変わることはまだ難しそうに感じてはいます。
またFenix3の廉価版にVivoActiveというのがありますが、ちょっとおためしならこちらのほうがよさそう。バッテリーが若干容量少ないのと、デザインが四角くなります。私も最初これにしようと思っていたのですが、形に難があると感じました。でも実際にFenix3を手にしてみるとVivoActiveでもよかったかなと・・・ 登山を考えないで、ジョギングやサイクリングの記録ならVivoActiveで充分だと思います。半額ですし。
ジョギングで使用してみたところ、今までの405や310XTよりかなり使いやすく感じます。GPSの掴みが爆速でした。また歩数計がついているので、ジョギング中のケイデンスがグラフ化されるのも面白いです。調子に乗ってくると早くなっているのがわかりますw
一番使いたいのはMap機能(といっても線がでるだけで、310XTにもあります)とLivetrack機能。今私がどこにいるのかを家族や友人に教える機能があります。電波次第ですが・・・ 山に入った際にちょっと安心できるかなと期待しています。遭難しても電波さえあれば・・・(まぁ無いと思いますがw)
なんだかんだでずっと装着していますが、重さは苦にならないし、バッテリーもほとんど減りません。これなら日常使いでも充分と感じます。手巻きの時計より手間がかかりません。
310XTから比べてもGPSの掴み、バッテリーのもち、見た目、転送速度等、かなりの進化を感じさせてくれます。あとは実際に登山でどれだけ使えるのか、ちょっと楽しみです。
12/12 登山で使用してみました
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