カーオーディオ 初心者が、最短・格安・DIYで高音質を目指すまとめ

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前方定位

前方定位はカーオーディオの目標のひとつであり、通過点です。読んで字のごとく「前方に音を定位」させます。イコライザーオフ・タイムアライメントオフの状態で、ハンドルからやや左(中央寄り)、フロントウインドウにヴォーカルが浮かび上がり、音楽全体がダッシュボード上に集まって、とても心地のいい音楽が楽しめます。ポイントはスピーカーの存在感が消えることです。

車だと「音に包み込まれる」と想像しがちですが、前方定位すると4スピーカー鳴っているのに、音楽は「前」です。調和するとスピーカーの存在が消え、車幅を超えた音場ができます。意図的に左右に振られた音はスピーカーの位置を認識させますが、音源を変えても、ボリュームをいじっても、定位はほぼ固定されたままになります。感動します。これになると窓を開けても、どの座席に乗っても、音の軸は一定(前方)で音楽を楽しめます。ただしこれは定位だけの話で、音質は要調整です。音質を考え始めると沼はすぐそこですw ホント下の図の範囲に音楽が定位します。

前方定位概略図



おそらくこの前方定位、きちんとしたヘッドと純正スピーカーだけでも出来ます。楽ナビでもできるかもしれませんが、私は無理でした(既にかなりの改悪していました)。たぶんこの状態だけで、普通の人は「良い音だね」くれます。「ん?この車音良いなぁ」と感じるのはこの定位の為です。

いけないのは音が散っていて定位の無い状態、また音の芯が壁に張り付く状態(かまぼこと言うそうです)。これは鳴っているだけ。「ここにスピーカーがあって、ここから音が出ている」とはっきり認識できる状態はアウトです。この状態でシステムをいくらグレードアップしていっても、音質はよくなるのかもしれませんが、音楽は鳴りません。多分誰も良い音とは思いません。

車に乗り込んで音楽をかけ、目を閉じてみてください。ヴォーカルはどこにいますか?上に書いたハンドルやや左、フロントガラスの真ん中あたりなら結構いい音楽が鳴っていると思います。

前方定位概略図2

また実際に前方定位を知らないと、できていても認識できない可能性があります。百聞は一見に如かずならぬ「百聞は一聴に如かず」があります。私の場合これを知らなかったので、今思うと全然関係ないところで悩み続けていました。できればショップとか、カーオーディオイベントなどできちんとインストールされたを聞いて一度定位を経験しておくことが近道だと思います。私はこれが一切なかったので時間ばかりかかりました。ただイベントで出ている車でも定位が出ていない車多いです。


前方定位の出し方としては、運転席で調整した場合、Faderを後ろから前へ移動させていくと、音がダッシュボード上に集まって飽和する感じになります。ヴォーカル位置だけ考えているとFR64あたりで悩むと思いますが、実質73くらいで私の場合は定位しています。イメージ的にはタイムアライメントで出した定位のパワフル版スケールアップ版という感じで鳴ります。音量を上げても、ものすごく気持ちいい音です。但し、音量を上げすぎるとツィーターが気になりだすはずですツィーターが気になる人は是非この記事を読み進めてください。気にならない人は良くできたオーディオシステムの車か、そこまで音楽にこだわらない方だと思います。

タイムアライメントの場合、真正面にボーカルが来ますが、この場合は左前に(右ハンドルの場合)ボーカルが定位します。

まとめると「車に乗ってFaderを前に振ってみて」って言っているだけですねw やはり一周回ってすべて純正に戻るのかなw

前方定位を出すために

音源

音源はCDが無難です。曲は聞きなれた音楽で、シンプルな構成の音楽が良いです。私は昔狂ったように聞いていた浜省と宇多田ヒカルをリファレンスにしています。聞きなれているので、音が中央か右か左か、高音か低音か、判断しやすいです。ちなみにFMラジオも結構使えます。音楽じゃなくて男性アナウンサーの声がお勧めです。定位しやすいのは女性ボーカル。男性はかまぼこになりやすいです。これは高い音は上に、低い音は下に集まるためです。

スピーカー

スピーカーは純正でいいです。できれば低音から高音まで、すべてが一箇所から出るスピーカー(点音源)。純正(フルレンジですね)・フルレンジ・コアキシャルとなります。厳しいのはセパレート。

最近は純正でもツイーターがダッシュ上に配置されていたりしますが、ダッシュにスピーカーというのは、一見定位は出ているが音量が上げられないという致命的な問題を抱えています。音量が低いとダッシュ上で音楽が定位していますが、ボリュームを上げていくとかまぼこになり、果ては耳がキンキンして聞いていられなくなります。

「いやそんなに音量は上げない、定位もしているからこれでいい」という方はそのままでいいんじゃないかな。それも一つの選択肢だし賢明です。カーオーディオの30%しか体感できませんけどね・・・

 なんとなく理解できたらフェーダーをいじってみてください。定位出ました?出たらラッキーです。それだけで「いい音だね!」もらえる可能性高いです。ただ音質に難がありますよね。ここからは沼です。音質の追求なので個々の感覚が一番重要。純正のシステムって実際かなりいい音だから、これを超えるのはなかなかきついです。前述の4スピーカーで定位が出せない場合。とりあえずなんとなく前に振って対策を練っていきましょう。

既にいじっている人で定位が出ない人は・・・

ツィーターの位置を変える

ツィーターがある人はおそらく「ある一定の音量まで」は定位が出ていると思います。それってドアスピーカーではなくツィーターの音だけ聞こえている状態です。「そんなに音量を上げないからこれでいいや」と言う人はそのままで。

「納得いかん!」という方は原因はツィーターの位置が耳に近すぎる・腰上に設置されている等が考えられます。ツィーターの配線を抜いてみてください。音は曇りますが、音量にかかわらず定位していると思います。ツィーターの位置を腰より下に移設しましょう。狙う向きはシフトノブでいいです。ホームセンターでステーを買ってきてアクセル脇あたりに仮固定してみてください。

「そんなとこツィーター置いたら高音聞こえないじゃん!」「ハンドルが邪魔で音が通らないじゃん!」いえいえやってみてください。泣けると思います。私もセパレートで試しましたが、アクセルペダルの脇に設置して、ヴォーカルはフロントウィンドウから鳴ってますよ?

デッドニングを剥がす

ツィーターの位置かえたって何も変わらねー!という人、デッドニングしすぎです。アウターパネルはそのままでいいですからインナーパネル側のデッドニング全部剥がしましょう。サービスホールはサランラップでいいです。私サランラップですw サランラップを貼って周囲はアルミテープ。小さな穴はアルミテープでいいです。音が飛び始めて響きわたる音楽に打ち震えることでしょう。

ちなみにカーオーディオは安い車程鳴らしやすく、高級車程難しくなります。安い高いというより静音性の高い車はDIYには向きません。振動が使えない為です。高級車の純正スピーカーシステムって10個以上スピーカーついていたりしますが、これは振動が使えないためにスピーカーを増やすしかないのです。

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