2020年秋の脳梗塞発症・入院、幸いダメージは左半身のしびれのみという感じで退院できましたが、以降、リハビリを兼ねた運動としてランニングをメインとし、1年半が過ぎました。基本的には1日7キロを2日こなして1日お休みのルーティン。20回/月走るので、月間走行距離約140キロの計算になりますが、実際は天候や登山・自転車などランニング以外の運動も入ってくるため、120キロ/月を目標にして走っています。
ランニングシューズは2足用意してあり、中二日で使いまわしています(ソールは回復に48時間必要と言われているため)。今回はこのシューズをいつ交換すべきかという考察です。以前も似たような記事を書いています。
私の場合、怠惰な生活を続けると急に思い立って走り始め、凡そ1年で飽きてまた怠惰な生活に戻るという感じでしたw なのでその1年の間の走行距離はそこそこ行くのですが、一気にシューズを履きつぶすということはほぼありませんでした。
しかし今回はリハビリも兼ねているので、持続し続けなければいけません。動かないと体がカチコチに固まってしまうような恐怖感(思い込みですw)があります。結果、有無を言わせず走り続けることになり、実際に2足履きつぶしました。このときに、継続していくならば「1000キロ寿命説」ではダメだと思ったので改訂版です。
メーカーが唱えるランニングシューズの寿命は?
Googleで「ランニングシューズ 寿命」と検索すると、各スポーツメーカーの目安が出てきます。おおよそ600キロくらいが平均値です。
距離だけではなくソールの減り具合、おろしてからの年月、インソールのへたり等々、いろいろ見るべきポイントを挙げていますが、総じて600キロ前後で交換すべきとされています。
へそまがりな私は「メーカーはシューズを売りたいから短めに言っている!」と邪推しw 1000キロでOKと思っていたのですが、どうやら本当に邪推だったような・・・
今回新品の2足を使い込んでいて、共に800キロくらいから明らかに足への負担が増えたことが気になっていました。具体的に言うとくるぶしに痛みが出てくるのと、地面からのショックがダイレクトに脚にくるように感じていたのです。
一応予備シューズも準備しつつ、意地で1000キロ使いきって(GARMINのアプリで総走行距離を管理しています)新品に履き替えてみたところ、予想していた以上のそのクッション性の高さにびっくり!1000キロじゃ長すぎる!となったわけですw
ソールの硬くなったシューズで走り続けると脚への負担はどんどん大きくなります。それが積み重なって故障となるのですが、継続性を考えるなら適正なギアできちんと休息をとりながら続けることが重要。800キロでクッション性の劣化を感じた時点で交換すべきだったかなと思います。となると一番おいしいところを過ぎて劣化し始めるのが600キロ前後と思われ、私の中ではメーカーの提唱する寿命も間違えではないと結論が出ました。
故障が怖ければ「交換時期は早め!」
ただ絶対に600キロで交換という必要もないでしょう。私も40代のころは1000キロ走ってもまだ余裕があったりもしたことを考えると、走る人の走力・脚の強さ・回復の速さなどによってこの辺りの感覚は違ってくると思います。
現在の私の場合は絶対に故障は避けたい(継続が重要なので)というのがあるので、今まで以上に足への負担に過敏になっています。いい歳(50オーバー)の人、久々に運動する人、太っている人は早めの交換がおすすめ。高価なシューズである必要はないので(太っている人はクッション性の高いもの=ちょっと高価がおすすめ)、手ごろなものをバンバン履きつぶすのがいいのではないでしょうか。
この1年はadizero Boston8とadidas SL20でしたが次はBoston9とBoston10になりました。9は従来のBostonシリーズの発展形、10からは今流行りの厚底タイプになっています。走った感じ9が今までで一番私にあっている感じです。軽さとクッション性が抜群。10は見た目から重く感じますが、実際には8や9と同等かそれ以上のタイムが出ているので、厚底効果はあながちバカにできない?です。不思議な感覚です。同じタイムなら厚底のほうがいいような気がしないでもないw
新品のシューズはモチベーションのアップに大きく貢献してくれるので、このあたりは自分を鼓舞する意味でも有用だったりします。気持ち的には2足を半年位ごとに交互に交換するのがいいかな。
私のように根本的に走ることが嫌いな人、それでもダイエットや健康のために継続したい人は早めのシューズ交換がおすすめです。
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