1年半ぶり?に登山に行ってきた。この1年半はほとんどカーオーディオだったので、増えた体重・落ちた体力にビビりながらw 同行のTさんも久々の登山なので、比較的楽な山行にしようということで、避暑も兼ね、北アルプス入門編と言われる300名山のひとつ、唐松岳に登ることにした。一応テンパク目的で20kg弱の荷物(通常なら10kg弱)で挑戦。
唐松岳はスキーで有名な八方尾根のゲレンデのさらに上になる。
横浜からおよそ5時間。JR白馬駅を左折すると正面に後立山の峰々がドカーンと現れる。
ここは黒菱駐車場からリフトを使うことが可能。ゴンドラもスキップできる。ただし黒菱駐車場まではかなり細いバンピーな道をひたすら走るので注意。この駐車場で既に標高1500m。
横浜は連日気温35度で溶けるような毎日だったがここは既に20度くらい。ものすごく気持ちイイ。
八方池山荘(1850m)がスタート地点。天気も良くて最高の登山日和。
小一時間歩いて八方池に。ただこの時ヤバいくらいの強風で、体がどんどん冷えていく。低体温症になるんじゃないかと思うくらいで、時には防風姿勢になってやり過ごさないと飛ばされるレベル。撤退しようかという話も出たが、とりあえず樹林帯に入って様子を見ようということでそのまま進んだ。
この時、下山してきている人が「クマがいますから気を付けてください」とアドバイスをくれた。
注意しながら歩いていると本当に出たw 写真は背中だけれど実際草むらからヒョコッと顔を出したので驚いた。
私の使っている熊鈴。傘を引っ張るとミュートになるのと音色が涼しげなのでお気に入りなのだが、あまりお世話にはなりたくない。この時はミュートにしていたw
クマにビビりながらも先に進む。すると雪渓が出てきた。こんなに暑い夏でも雪渓がここかしこに残っていて涼しい。
雪渓の上側に来ると丸山ケルン。ここから稜線歩きになる。ところがこの後体が動かなくなるwTさんに先行してもらったがすぐに消えてしまうくらいスピード差があった。気分的には全然いけそうなのだけれど足が上がらない・・・体力不足。
景色は壮大で気温も低く快適そのものなのだけれど、少し登るとすぐ動けなくなる・・・ コースタイムで目的地(唐松小屋)まで1時間もないのだが、遠かった・・・
しかも途中からまた強風と雨・・・ 「こんなんでテント張るのかよ・・・」と心がボキボキに折れたw 先に到着したTさんが私があまりに遅いので迎えに来てくれたが「小屋にする?」と言ってくれたので「もちろん・・・」と一言w 20kg背負って小屋泊w
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