年末登山に行ったら人が多くて驚いた

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 新年あけましておめでとうございます。最近は更新が滞りがちですが、コソコソいろいろ遊んでおりますw 

 昨年末は娘が家を出たので、我が家で27年ぶりの一人暮らしが始まりました。最初こそ寂しさもありましたが、3日もするとすっかり慣れてしまい、目下家を自分仕様に模様替えしています。これがブログをほったらかすほどにめちゃくちゃ楽しい。本類はすべて廃棄、ベッドのマットレスを新調。台所や洗面所は家族の残していったものをすべて廃棄、和室はパイプの物干しを組んでクローゼットにし、リビングは5.1.2chのホームシアターにしています。今は家の中全体のスマートホーム化を試行錯誤中。

 そんな感じで12月は大掃除と模様替えに追われ、スタッドレスを履く時間がなく、毎年恒例の年末登山はあきらめようかなと思っていました。しかしこの登山は1年積み上げてきたジョギングの成果確認・体力測定の意味もあるので、多少きつくても頑張るか!ということで、Tさんを誘って丹沢の大倉尾根(通称バカ尾根)を登ることにしました。

 大倉尾根は標高差で1200m、7キロをひたすら上り続ける登山道で、ただただ苦しいことから「バカ尾根」と呼ばれています。呼称こそひどい感じですが丹沢というか関東でも有数の主脈ルートなので、むかしからトレーニングに上るとか体力維持のために上るなんて感じで超有名ルートでもあります。登った先には塔ノ岳があり、ここからの展望は関東一円を西側から眺める感じでかなりのもの。私が登山にハマったのは塔ノ岳からの夜景を見たからという、個人的にも思い入れのある山です。

 丹沢自体が5年ぶりくらいなのかな、いろいろ変わっていて驚きの連続でしたが、一番驚いたのは人の多さ。12月30日に登山するような人はいないだろうと思って始めた年末登山、年々登山客の増加は感じていましたが、さすが関東でも人気ルート、過去イチというか私の登山歴の中でもトップクラスの人の多さに驚かされました。登山ってまだ人気あるんですね・・・ トレランの人もかつては上まで来る人はいなかったのですが、今は登山の人の半分弱いるんじゃないかな?見てるだけで危険ですw

 5時に横浜を出て6時半には到着、駐車場が満車でヤバいと思っていたら、奥の方にP看板を抱えた人が見えます。またボッタくられるのかなと思いつつ値段を聞くと500円/日を良心的。でもここって我々の丹沢登山の終着点、お食事処「黒門」のあった場所のような・・・ 聞けば黒門は閉店して、その跡地が駐車場になっていました。まぁおじさんもおばさんもいい年だったし(会計がザル過ぎて安すぎたのでいつも私が会計してあげてたw)これも時代の流れなのかな。まぁそこかしこで駐車場ができていてその人気ぶりには驚かされます。

俺たちの黒門が・・・

 今回のルートは大倉>大倉尾根>塔ノ岳>新大日>行者ケ岳>三の塔>大倉という集会ルート。この反対周りは三回くらい歩いたことがありますが、今回は苦手な大倉尾根を最初に上がります。まぁ登山口からひたすら人人人・・・冬ののんびり山歩きどころか、渋滞が発生するレベルで人が多いです。そこにトレランの人がかき回す感じで、ちょっとのんびりとは程遠いのが残念でした。何が困るって人を抜かすのも抜かされるのも気を遣うんですよね。ぼんやり1年を振り返る余裕なんて全くありません。

登り始めはきれいなああ日に照らされながら
視界には常に数人の人がいます
人が多いと自分のペースで歩きづらくて困ります

 ただ体力的には去年の瑞牆山の時より余裕があったかな?今回Tさんが運動不足でかなり辛そうだったので、先行しては休憩長めな感じがよかったのかもしれません。タイム的には休憩込みで山と高原地図のコースタイムレベルなので、Tさんはかなりきつかったかも。私はちょうどいいくらいかな?ただやはりこのルートはきついです。人の多さで流れに身を任せて登っちゃった感じかな。

途中までは富士山もきれいに見えていたのですが、この後雲が出てしまいました。
私は丹沢だとこの花立からの景色が好きなのです
ここほんと人気ありすぎ

 頂上も人だらけ。天気は良かったのですが雲が出てしまい眺望はイマイチではありましたが、3度くらいの気温で休憩していると寒くて震える感じでちょうどよかった。頂上でおにぎりを食べて早々に尾根歩きに入ります。

 大倉尾根から外れて表尾根に入ると人がグンと減ります。みなさんピストンが多いのかな?

木ノ俣小屋 おしゃれなカフェみたいになってました 開いてるの初めて見た
新大日の小屋は跡形もなくなくなっていました。

 このいつもと逆ルートは塔ノ岳以降ひたすら景色がいいです。体力的にはつらく感じるけれど、こっちのほうが気分がいいかな?まぁ同じ道なんですけどね。 

行者の鎖場
真ん中右が塔ノ岳でそこから尾根をずっと歩いてきました
三ノ塔は景色いいです

 三ノ塔まではつかの間の尾根歩きでのんびりできました。ここから1100mの下りですが景観はほぼなしです。途中Tさんの膝が悲鳴を上げました。毎度のことではあるのですが、今回はいよいよ危険そうなくらい痛そう。今回15キロ超のロングルートということで、ちょっときつかったかもしれません。二人と登山を始めて10年超えていますが、お互い50歳を超えてポンコツ化が激しくなってきています。2023年は私は人生初の血尿と最近は目がおかしくなっており、Tさんの膝もいよいよ悲鳴を上げています・・・ 自分の体力と今以上に相談しながら計画を立てないといけないですね。

 今回丹沢が思った以上に進化していて歩きやすくなっており、登山道も整備された分人の多さに驚かされました。ただここはちょっと人多すぎかな・・・手軽でいいですがもうちょっと余裕のあるのんびり山歩きがしたいなと思いつつ、2023年は過ぎていきました。

 2024年は体調と環境が許す限り何でも手を出していく予定です。如何せん体のポンコツ化が激しすぎる昨今。遊べるうちに遊んでおこうという刹那的な考え方になってきていますw 自棄になっているというのではなくて、おっさんなりの足掻きをしたいと思っています。とりあえず自宅のスマート化を進めます。

 本年もよろしくお願いします。

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