XVの購入契約をしてからすぐ、何を取り付けようか書き出して下調べをしていました。まぁその結果が前回の記事なのですが、今回はその中のドラレコの紹介です。
MYドラレコ歴
私は今までDriveman(単体)・Garmin(前後2カメラ)2台・AKEEYO(ミラー型3カメラ)とドラレコを取り付けてきました。簡単に感想を言ってみると・・・
Driveman
警察御用達で信頼性が高い・映像がキレイ・駐車監視が優れている(当時)ということで購入しました。実際に使ってみると映像はきれいなのですが、挙動がおかしい時が何度かありました。定期的にフォーマットしてあげる必要があって、それを忘れていたり放置しておくと、気づいたら停止していたなんてことがありました。エンジンをかけたときの音で動いていない時はわかるので、その度にSDカードをフォーマットしますが、ちょっと手間かな。駐車監視にはかなりこだわったのですが、実際に使ってみるとずーっと同じ画面が続くだけなので、余程いたずらされやすい車でなければ駐車監視はなくてもいいのではないかと感じました。と、いいつつ無いのは嫌でなんだかんだ駐車監視機能はすべてついています。
Garmin
取付簡単で動きも良いし、なかなかのお気に入り。つけっぱなしですがノントラブルで安定して動いています。筐体もコンパクトでいい感じ。ただしアプリはちょっと使いづらいかな。でも実際メンテフリーでこれくらいがちょうどいいです。
Akeeyo
中国製のミラー型ドラレコで、サイドとリアにもカメラがあります。サイドカメラは1か月くらいしかもたなくてすぐ壊れました。スタイルがスマートで良いと思ったのですが、実際ミラーとドラレコ映像の併用が結構見づらいです。光の加減で全く見えないこともあるし、経年変化で映像のコントラストが落ちてくると急激にしょぼくなります。映像に関しても一通りのことはできますが、作り込みの甘さが感じられます。使っていることがストレスになる感じでミラー型は私には合わないかな。
この中で言うとGarmin>Driveman>Akeeyoという感じでしょうか。満点ではないですがGarminは平均点が高い印象です。
今回重視したポイント
今までの印象から今回も「Garminの新型でいいや!」と思っていたのですが、新型が無かったw アメリカでは新型が出ていますが、LTE(通信)がついて、なんか違う方向に行ってるみたいです。おそらくドラレコ単体で記録をクラウドにアップロードするようなシステムなんだと思いますが、これだとクラウド使用量が必要になっちゃいます。ということでGarminはなし・・・
前後2カメラ
ミラー型は嫌だし、360度カメラもイマイチ。そもそも論としてアイサイトカメラが中央上部にあるので、カメラ視界を遮ってしまうような大きなものもダメです。車内の様子なども撮れれば楽しいかもだけれど多分見直すことはありません。ということで前後2カメラ。フロントはできるだけシンプルで、リアはスモークフィルム越しでもきれいに映るものが良いと思いました。
ナンバーが良く見える
これ見えて当たり前と思っていたけれど、光の加減などで見えないことが多々あります。完全にこれを克服することは現状(2023年)無理なようで、それならばとりあえず解像度の高いものが良いかなと考えました。ドラレコはこれから4Kになるようですね。
手間がかからない
まぁ一番はココです。私の場合、どんなに多機能でもいじりまくるのは最初だけですw 大事なのは放っておいてもびくともしない安定性。今のドラレコは壊れたというのはあまり聞かないので、安定はしているのかな?
あと取り付けも最初は面倒ですが、一応駐車監視できるようにするつもりです。リアへの配線が少ない方が良いかな。
VIOFO A139 Pro
ということで結局Laboonさんのイチオシにしました。価格はちょっと高いですが、車買い替えで金銭感覚が狂っているうちに買ってしまいましょうw この製品は日本でももうすぐ(2023春)発売と言われていますが、現状では未発売です。ですがメーカーサイトから直接購入可能(個人輸入)。前後2カメラ(2ch)と駐車監視用の電源で316ドル(43,000円弱)でした。Amazonあたりのものと比べると高いですが、スバル純正は60,000円ですからまぁ良しとしましょう。
メーカーとAliExplessで購入可能
ちなみにメーカーHPでクレジット払いしようとしたら、危険なサイト扱いでクレジットカードがブロックされました・・・ 結局Paypalで決済。決済後1週間弱で商品は届きました。中国製なので日本製よりもいろいろ簡略化されているようですが、安物中華性に比べるとしっかりしている印象です。
またAliExplessでも購入可能になっています。こっちの方が安いですね。
最新の4K・STARVIS2対応センサー
AkeeyoがStarvis対応で、暗くてもくっきり映るので「こりゃ凄いな!」と思っていたこともあり、今回はその進化版STARVIS2対応です。4Kだと普通暗くなるのですがこれをSTARVIS2の暗視機能で補完する感じです。暗くても余裕で映ります。ホントこれすごいです。
リアやインナーカメラは今までのものと同一で、Aliなら個々で追加で買い足すことも可能。私もやはりインナー買おうかと思ったのですが使わないなと思い我慢中w
モニターレスなフロントカメラ
「モニター無しでナビ連動も無かったら、画像確認できないじゃんで」と思いますが、この機種はスマホにアプリを入れてアプリでの確認が可能。勿論本体内にMicroSDも入ります。
前後カメラともに動画はフロント筐体内のMicroSDに録画されます。Garminは1カメラに1MicroSDだったのでコレは楽ちんかな。
モニターが無い分薄型ですが、本体自体はちょっと大きい。アイサイトカメラと干渉しないように取り付けるのに配慮する必要がありました。
車のエンジンをかけた際には英語音声で「録画スタート(Recording ②ch started)」、エンジンオフの際には「パーキング録画スタート(Parking recording started)」と確認メッセージは入ります。このほかにもWIFIをONにしたときにも入ったかな。
スマホ連携は2.4G/5GWifi
この5Gってのはスマホの5GではなくてWifiの5G(ルーターについているやつ)です。障害物に強いけど遅めの2.4Gに対し、障害物に弱いけど高速な5Gがついていて、これが思ったより使えます。Garminが2.4Gですが引っ掛かりとかもたつきがあるのに対して、この機種の5Gはかなり早い。ただし、もたつき・引っ掛かりがないわけではないです。
まぁでもスマホアプリもシンプルで使い勝手・実用性は高いです。
駐車監視はもちろん可能
VIOFOの純正配線がちょっと変わっていて、一般的な常時配線が黄色、アクセサリーが赤がひっくり返っていますw 赤が常時で黄色がアクセサリー。これに注意して配線すれば動きます。
配線途中のスイッチ(カットオフ電圧)はエンジンオフの際に、バッテリー電圧どこまで駐車監視をするかを設定します。駐車監視に必死で放電しちゃったらマヌケなので私は12.4Vにしています。
取付は経験者ならラクチンな部類です
実際の取付は難しいことは特にありません。普通。むしろ車の作り次第といったところでしょうか。スバルはこういうところは単純な作りなので楽ですw 気を付けるとしたらアイサイトカメラの視界を遮らないようにすることとリアへの配線を天井で通す場合に、エアバッグの展開の妨げにならないようにすることかな。私は最初面倒で天井に通したのですが、気分的にやはり嫌で床側に通し直しました。今回の車は同じXVながら、ものすごく整備性が良くなっていてらくちんでよかったw
VIOFO A139 Pro まとめ
実際取り付けをして1か月経ちますが、動作は全く問題なくて、撮影動画は最初しか確認していませんw 購入前の予想通り、つけっぱなし状態。駐車監視もしてはいますが特にバッテリー問題もありませんし、トラブルも皆無です。
今だったら3万円以上のドラレコならそうそう困ることはないと思いますが、日本製は価格のわりにスペックはイマイチで評価も低いのは悲しいところです。逆に安かろう悪かろうと思っていた中国製でも中にはまともな製品が出てきているところが時代の流れでしょうか。このA139proがどれくらいの耐久性かは分かりませんが、できることならこの車の寿命まで(それは期待しすぎか・・・)動いてほしいなと思っています。
前後2カメラで2023年春最強ということですが、このあたりは日進月歩なのですぐに他の機種に抜かれるとは思います。でも抜かれたところで困ることがあるわけでもないので、とりあえず満足できています。コスパとしたら微妙ですが、とりあえず現在最強スペックは紛れもない事実。車を買って金銭感覚がぶっ飛んでいるうちに買っちゃいましょうw
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