復活のTeamStayGold

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その昔、オートバイのエンデューロレースに燃えていた。幼馴染とバイトで知り合った仲間、その友達などを巻き込んで、週末になるとあちこちのモトクロスコースに出没して参加していた。目標はもちろん優勝なわけだが、最後の最後で優勝して、それ以降はレースの開催自体が少なくなり、またメンバーも結婚したりしてそのレースチームはたまに年末に開催される忘年会チームとなっていた・・・ 

その伝説のチームが、15年の時を超えて帰って来た!TeamStayGold・・・ まあ5人くらいのチームなんだがw今回自転車レースにzeroさんと挑戦してきた。あの熱い走りが蘇える・・・

ちなみにStayGoldの名の由来は、映画「Outsider」。コッポラの名作だ。その中で語られる「人は生まれたときは誰でも金色に輝いている。それが年をとっていくとだんだん輝きが鈍くなり緑色となって、最後には石ころになってしまう。でも俺たちはいつでも金色に輝き続けるんだ!」というイカシタフレーズをパクッたのだ。もちろん俺とZeroさんはピッカピカさ!頭は二人ともふさふさだぞ?


今思えばあの頃より15歳年をとっているわけで、zeroさんは10キロちかい脂肪という名のの鎧をまとい、俺は体重こそ変わらないが「気合だー」といいつつも、自分には優しすぎる性格になっていた。
とはいえチームの名に恥じない優秀な成績を収めるべく、参加台数500チーム1400人のライダーの中で、おそらく参加台数が最も少ないと思われる小径折りたたみ部門にエントリーしてみた。レース名は「ワイズカップ 4時間エンデューロ」。4時間サイクリングコースをぐるぐる回って、周回数の多い人が勝ちというレース。マシンは誰に恥じることないDahonVextorX20。これにzeroさんが乗ればきっと恐ろしく速いはず・・・ちなみに我々のクラスは出走台数9台w 余裕で優勝くさい。

当日。2人とも過程があるので現地集合。埼玉県の彩湖というところ。案の定二人とも寝坊したらしいwまぁそれでもちょっと早目につくと、これまたえらい人数がそこにはいた。もう気合十分で、レース2時間前からアップしてる人も結構いたり。寒かったので我々は車の中で御歓談・・・ 

まぁとにかく人・人・人で、受付を済ませ、コースに入ってもライダーズミーティングの声さえ聞こえないwまぁ隊列の一番後ろの方に並んでスタートを待つ。我々のクラスはやはり味噌っかすなので一番後ろに並ぶのだ。最初のライダーは俺。奇妙な格好をしていたり、女性や子供もチラホラ。マシンも値段でいえば我々が最強クラス!これは期待が持てるなと俺は思っていたがzeroさんも思っていたはず。

んでスタート。いやはやみんな速いw1周5キロのコースでローリングスタートなんだが、ローリング中に「このペースではもたんwww」と弱音を吐きたくなっていた。我々の作戦は1時間交代でスタート時刻から起算して1時間たったら交代となっていた。道は結構良い感じだけど、マシンの差というかライダーの差が激しく、ローリングが終わってさぁスタート!というときに、すでにトップ集団に抜かれた・・・ いやあれは本格的な人たちだから、と自分に言い訳しつつ淡々と走る。それでも普段25キロで走っているところを30キロ出しているのだから結構俺頑張ってるなーと思っていた。まぁ30分も経たないうちに足がつったりしてようやく交代。わがチームの最終兵器に全てを託し、ピットに戻って寝たw

zeroさんの様子は全く分からないが、きっとすごいことになっているはずと思い、2回目の出番に備える。とにかく人が多くてわけわからないが、足はどうにか戻ったので、颯爽と帰って来たzeroさんとチェンジしコースへ。まぁ1時間走っているので何となく要領はわかってきた。どうやら自分よりちょっと早い人の後ろで走ると空気抵抗が少なくて楽チンっぽい。ちょっと早そうな人を探しては付いていく。前の人がピットにはいってしまったり、なかなかペースが合わないと、単独で走ることになるわけだが、ヒーヒーいいながら走っていて、ふと後ろを見ると同じ事を考えてるやつがぴったり付いてきてるwww 昔なら「そんな弱っちぃ考えのやつはぶっちぎってやる!」となるわけだが、42歳の俺はそいつを先に行かせてついていこうと考えた。しかしぬかせるとそいつもスピードダウンしやがって結局2台とも遅くなるという悲しい展開・・・坂道とかだとちょっと差が付くので、そこで離したり離されたり、まぁ走りながら「これ性格悪いレースだなぁ」と思った。もうずっとこんな感じで、くっついたりくっつかれたり。そして交代の時間が来たのでピットに戻ると・・・ zeroさんいないwww あきらめてもう一周行ったが、zeroさん写真撮ってた・・・ 写真いらないから交代してほしかった・・・ 自分の2時間を走り終えて、ピットで爆睡w 日焼けした。

そしてレースが終わりリザルト。ちょっとワクワクして見てみたら・・・9台中5位www俺たちダメ過ぎ。zeroさんも慣れない小径車で戸惑ったらしい。まぁ二人とも疲れ果て、レース後の表彰式見て帰って来た。

まぁそんなこんなで復活のTeamStayGoldは「案の定」の成績だった。俺たちはもう石ころなのか!?次回に備えパーツを買うしかない!と昔は思ったが、自転車って結局乗り手の体力なのよね・・・ まぁ参加することに意義があるということで。次はいつ出るか謎!しばらくいいかなw

 でもやはりzeroさん速いっす!

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