白根三山テント泊縦走 2日目 

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白根三山テント泊縦走 1日目 
最近まじめに仕事しすぎて煮詰まっていたので、思い付きで登山に行ってきました。 当初尾瀬を考えていたのですが、どうも天候が怪しい。 そこでテントで縦走できる比較的近場を考えたところ、南アルプスの白根三山が良いのではないかと思い立ち日程調整。師...

初日は23時くらいに寝ようとするも、時折吹く強風でテントのフライがバタつき、その音が結構大きかったので周囲の人に迷惑をかけているのではないかと心配になってコードを締めなおしたりしてなかなか寝付けませんでしたw 私のテントはフライとインナーが一体型なので、フライが飛ばされることは無いのですが、とにかく音が大きかった。でもこれ仕方ないよね・・・ どんなにフライコードにテンションかけても音は消えないので諦めてウィスキー飲んで寝ました。

 

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朝4時に起床。鳳凰三山から朝日昇るかなと思いましたが、もやってますね。梅雨時ですし仕方ないか・・・ それでも空は雲もなく、風もなく、いい感じです。

 

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ぼんやり朝日を眺めながらメイン燃料、コーヒー+ココナッツオイルを補給です。

 

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地蔵岳と観音岳の間から朝日が昇ります。地蔵岳で朝日観た時寒かったなぁ・・・

 

鳳凰三山 その2
前の晩は寒さを毛布4枚体制にし、暖かくなってからはぐっすりと眠ることが出来ました。iPhoneの目覚ましを4時にセットしましたが、気付いたのは4時5分。周りの人に迷惑をかけてしまったかもしれません。 気温4度の中、そそくさと身支度を整え、鳳...

 

そう考えると今回はシュラフ+シュラフカバーであの時よりよく眠れたな。夜中も零下にはならないし、前もって準備していたのが良かった。これで眠れなかったら終わってた・・・

 

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モルゲンロートに染まる甲斐駒・仙丈を期待しましたがそれは無かったw

 

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朝日に染まる北岳。富士山は雲の中でした。

 

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とりあえず初日は乗り切れましたw

 

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さて歩くの遅いんだから早く出なきゃということで撤収。しかしここで困った。フライもインナーも夜露でびしょびしょです。普段のキャンプなら乾くのを待っていたりするのですが、そんな悠長なことはしていられません。周りの人はどうするんだろうと思ってみていると、そんなの気にせずしまっちゃう人と乾かしている人に分かれますね。もちろん私は気にせず行きます。ある程度露を払ってサックに押し込みます。ヒルバーグはサックにかなり余裕があってバンバン突っ込めちゃうのが良いですね。特に水漏れもありませんでした。

さらに困ったのは、まずテントをザックに入れたいのですがこれができません。とりあえずテント以外の荷物をザックに入れてテントをしまい、小屋前でパッキングしなおしました。

 

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すべての荷物は何らかのサックに振り分けているので再パッキングは簡単。ただこれ強風とか雨の時いやだろうなぁ。小屋で水を1L購入、今日の行動予定時間は4時間半。6時に北岳へ向かって出発します。

 

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とにかく今回は高山植物が満開。甲斐駒を背に。

 

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登り始めてすぐに息が上がりますw 肩の小屋方面。

 

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平日というのもあると思いますが、肩の小屋、北岳をベースに北岳だけ上って下山する人、北岳・間ノ岳を軽身でピストンして下山する人が多いですね。縦走する人は私同様、農取小屋までが普通みたい。

 

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あともう少し。

 

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標高日本二位の山北岳登頂です。天気もいいし気分最高でした。山頂は細長くて、多くの人がゆっくりされていました。私ルールで百名山登頂時はコーヒー+ココナッツオイルですw 30分くらいボケーっとしてたかな?

 

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そしてこれが日本で一番高いところにある縦走路。3000mの山をつなぐ道です。いいですねー。つらいですがw

 

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ずっとこんな感じです。キタダケソウはわからなかった・・・

 

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北岳山荘。私いつも日焼け対策しないで痛い思いをするのですが、今回Tさんがいないので自ら日焼け対策をします!かなり日差しが強かったですが、日焼けで困ることはありませんでした。サングラス+日焼け止め+半袖に。

 

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北岳と間ノ岳の間にある中白根岳。これ軽身ならなんでもない山だと思うのですが、この辺りから疲れが爆発するとともに左膝に違和感を感じ始めました。

 

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たらたら歩いていたらガスが上がってきました。北岳方面。

 

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いきなり間ノ岳登頂。体調がきつくて、まともな写真がありませんw 人もほとんどいませんでした。間ノ岳は日本4位の高さとされていましたが2014年に奥穂高と同じ高さに認定され、3位に格上げになりました。

このとき、74歳で百名山90登目という怪物みたいなおじいさんとご一緒しましたが、話を聞いたら白根御池小屋から来たとか言っています・・・やばすぎだろ。この後北岳山荘まで戻って宿泊だそうです。

 

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間ノ岳の頂上は大地のようになっていて、えらく広いです。また農鳥方面と三峰岳方面の分岐点でもあって、これガスが出ると迷う人が出るそうです。まぁ私なら迷うだろうなw

写真は西農鳥と農鳥岳(左)まぁ今日はここから下るだけです。

 

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とぼとぼと歩き始めると・・・出ましたねぇ。雷鳥親子です。雛が4羽。

 

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やっと見えたよ・・・農鳥小屋。結構遠いw個々の下りが膝にズキズキきてしんどかった。

 

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今日のゴール。農鳥小屋。「ウケケケ」ってなんだよ・・・と思ったらウケツケでしたw というかこの小屋の作り斬新wそしてここには超偏屈親父が住まうといわれています。14時半に到着です。

 

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というかここのテン場、フラットだしスペースも広くて最高です!まぁ私しかいないようなんですけどねw 一番平らな場所を厳選し、速攻で張りました。

荷物を入れて小屋でジュースとゼリーを購入、テントの中でまったりします。急に雨が降ったりもしましたが、どうでもいいのです眠れればw

 

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そしてテント内で荷物をチェックしていて恐ろしい事実を今更確認。1kgくらい非常食持ってきてるwww というか登山で軽くするために糖質制限したのに、普段より多いじゃないか!これ遭難しても1週間は裕福な暮らしができるレベル。アホか俺w いかりの糖質摂取です。期限切れのナポリタン。うまかった!

 

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結構膝がやばい状態なのと、両肩が重さでもう痛くて痛くてかなり泣きがはいっていました。19時過ぎまではテントの中で本読んだり明日のルートチェックしたりしていましたが、この日はそこから泥のように眠ることができました。久々じゃないかなこんなに熟睡したのは。

これで二日目は終了。天気の大きな崩れもなく助かりました。

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