高音質カーオーディオをDIY初心者が最短格安で実践するまとめ

XVを購入して1年経ちました。今回の車はすべてDIYでをいじっています。1年間、悩みに悩んで、作り上げたシステムの、理論と方法をまとめました。これから「何にも分からないけれどやってみようかな」という人へのヒントになればと思います。最初からショップで組んでもらおうという方には何の意味も無い記事になります。

かなり世間の流れとずれます。正反対ともいえます。初心者DIYといってもDIYにもならないかもしれません。しかしながら中途半端なシステムでは出せない音を楽しめます。

対象はカーDIY初心者で、車に前後4スピーカー設置できる人。私がそうなのでそれ以外はわかりませんw

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はじめに

カーオーディオを始める際に、まず初心者が考えるのは純正システムから市販システムへの交換。もちろん私もそうでした。でもちょい待ち!それが危険。

スピーカーを変える > 音が良くなる

デッドニング > 音が締まる

アンプ >  音に元気が出る

サブウーファー追加 > 低音が出る

 これが一番の問題点。「音」が良くなるのであって「音楽」のバランスは悪くなります。「お金かける・手間をかける=よくなってもらわないと困る」という気持ちが、どんどん音楽のバランスを崩していきます。

車を購入して最初の純正の音、XVは最初「音が良い」と感じたけれど、慣れてくると高音がきつく、音量を上げるとドアからビビリが出ていました。まずシステムをいじる前に、素の状態で一番いい音を目指すべきです。今ならツイーターを殺してビビリだけ抑えればそれで満足してたのかもと思います。純正システムの音はなんだかんだで60点くらいは出ていると思います。

初心者はとりあえず「あれ買ってこれ買って」と物欲のままにシステムを入れ替え、次にイコライザー・タイムアライメント・RTA測定なんてのをいじり始めますす。私ももちろん全部やりました。無駄です。デッキのイコライザー、あんなに調整できても迷惑です。その時良くてもすぐ再調整です。タイムアライメント、一瞬よくなったと思うし、おぉ!っと思いますが、スケールが落ちるだけだと思います。楽ナビのTAは私が大ハマりした諸悪の根源です。デジタルによるごまかしと考えましょう。ごまかしは言い方悪いけれど、まぁごまかしだよな・・・ 運転席の人はスケールの小さな音で満足、助手席や後ろ席の人はいい迷惑です。一人で乗っていても、何人乗せても「素敵な音楽」の流れる車の方がいいと思いませんか?お金かけるんだから、みんなに喜んでもらいたいし、褒められたいものです。

「お金と手間をかけたから当然よくなっている」誰もが思います。私も思っていました。しかしそんな甘い話ではありません。基本的には初心者がいじる=改悪です今思えば私のXVも一通りいじった後はズタボロでしたw

カーオーディオ初心者は、ここから先をネタと思いつつ信じてみるのもアリだと思います。

前方定位

 
前方定位はカーオーディオの目標のひとつであり、通過点です。読んで字のごとく「前方に音を定位」させます。イコライザーオフ・タイムアライメントオフの状態で、前後
4スピーカーがあれば可能。ハンドルからやや左(中央寄り)、フロントウインドウにヴォーカルが浮かび上がり、音楽全体がダッシュボード上に集まって、とても心地のいい音楽が楽しめます。ポイントはスピーカーの存在感が消えることです。

車だと「音に包み込まれる」と想像しがちですが、前方定位すると4スピーカー鳴っているのに、音楽は「前」です。調和するとスピーカーの存在が消え、車幅を超えた音場ができます。意図的に左右に振られた音はスピーカーの位置を認識させますが、音源を変えても、ボリュームをいじっても、定位はほぼ固定されたままになります。感動します。これになると窓を開けても、どの座席に乗っても、音の軸は一定(前方)で音楽を楽しめます。ただしこれは定位だけの話で、音質は要調整です。音質を考え始めると沼はすぐそこですw ホント下の図の範囲に音楽が定位します。ちなみに私の車、左後ろに人を乗せて、その人が「いい音だね」くれました。

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おそらくこの前方定位、きちんとしたヘッドと純正スピーカーだけでも出来ます。楽ナビでもできるかもしれませんが、私は無理でした(わからなかったのかもしれない)。たぶんこの状態だけで、普通の人は「良い音だね」くれます。「ん?この車音良いなぁ」と感じるのはこの定位の為です。

 いけないのは音が散っていて定位の無い状態、また音の芯が壁に張り付く状態(かまぼこと言うそうです)。これは鳴っているだけ。「ここにスピーカーがあって、ここから音が出ている」とはっきり認識できる状態はアウトです。この状態でシステムをいくらグレードアップしていっても、音質はよくなるのかもしれませんが、音楽は鳴りません。多分誰も良い音とは思いません。

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 また実際に前方定位を知らないと、できていても認識できない可能性があります。百聞は一見に如かずならぬ「百聞は一聴に如かず」があります。私の場合これを知らなかったので、今思うと全然関係ないところで悩み続けていました。できればショップとか、カーオーディオイベントなどできちんとインストールされたを聞いて一度定位を経験しておくことが近道だと思います。私はこれが一切なかったので時間ばかりかかりました。今でも一度どこかのショップのデモカー聴きに行かなきゃなーと思っています。

Webを眺めていたら川崎のスーパーオートバックスでハイエンドカーオーディオ試聴会があるということなので朝一で行ってきました。これまできち...

 実際に聞いてみましたが、その域を超えていました・・・多分


前方定位の出し方としては、運転席で調整した場合、
Faderを後ろから前へ移動させていくと、音がダッシュボード上に集まって飽和する感じになります。ヴォーカル位置だけ考えているとFR64あたりで悩むと思いますが、実質7:3から8:2くらいで私の場合は定位しています。イメージ的にはタイムアライメントで出した定位のパワフル版という感じで鳴ります。音量を上げてもものすごく気持ちいい音です。タイムアライメントの場合、真正面にボーカルが来ますが、この場合は左前に(右ハンドルの場合)ボーカルが定位します。

 まとめると「車に乗ってFaderを前に振ってみて」って言っているだけですねw やはり一周回ってすべて純正に戻るのかなw

 

前方定位を出すために

 音源

 音源はCDが無難です。曲は聞きなれた音楽で、シンプルな構成の音楽が良いです。私は昔狂ったように聞いていた浜省と宇多田ヒカルをリファレンスにしています。聞きなれているので音が、中央か右か左か、高音か低音か、判断しやすいです。ちなみにFMラジオも結構使えます。音楽じゃなくて男性アナウンサーの声がお勧めです。定位しやすいのは女性ボーカル。男性はかまぼこになりやすいかな。

 

 スピーカー

スピーカーは純正でいいです。できれば低音から高音まで、すべてが一箇所から出るスピーカー。純正(フルレンジですね)・フルレンジ・コアキシャルとなります。厳しいのはセパレート。

最近は純正でもツイーターがダッシュ上に配置されていたりしますが、ダッシュにスピーカーというのは、一見定位は出ているが音量が上げられないという致命的な問題を抱えています。音量が低いとダッシュ上で音楽が定位していますが、ボリュームを上げていくとかまぼこになり、果ては耳がキンキンして聞いていられなくなります。

純正でツィーターがある場合はツイーター配線を抜く、無理ならタオルなどで塞ぎます。

 

 注意事項

あまり厳密に考えても相手は(音は)見えないので、おおよそでいいと思います。あとデッドニングや静音化した車両は手強いかも知れません。最初から静音化された車(高級車)って、これでもかってくらいスピーカーついていますよね。音は振動なので、これが静音化によって伝わりにくくなっています。このためにスピーカーを増やすしかないんですね。

またデッドニングをすでにしてしまっている場合。施工時は低音が締まったとかクリアになったと感じますよね。これ響かなくなっているだけです。最初にデッドニングは正解と思うと、定位が出しづらい車を一生懸命作りがちです。私はこれでしたw デッドニングは「音の飛び」を殺します。

 

 なんとなく理解できたらフェーダーをいじってみてください。定位出ました?出たらラッキーです。それだけで「いい音だね!」もらえる可能性高いです。ただ音質に難がありますよね。ここからは沼ですw 音質の追求なので個々の感覚が一番重要。純正のシステムって実際かなりいい音だから、これを超えるのはなかなかきついです。前述の4スピーカーで定位が出せない場合。とりあえずなんとなく前に振って対策を練っていきましょう。

 既にいじっている人で定位が出ない人は・・・

ツィーターの位置を変える

ツィーターがある人はおそらく「ある一定の音量まで」は定位が出ていると思います。それってドアスピーカーではなくツィーターの音だけ聞こえている状態です。「そんなに音量を上げないからこれでいいや」と言う人はそのままでw 「納得いかん!」という方は原因はツィーターの位置が耳に近すぎる・腰上に設置されている等が考えられます。ツィーターの配線を抜いてみてください。音は曇りますが音量にかかわらず定位していると思います。ツィーターの位置を腰より下に移設しましょう。狙う向きはおへそでいいです。ホームセンターでステーを買ってきてアクセル脇あたりに仮固定してみてください。「そんなとこツィーター置いたら高音聞こえないじゃん!」「ハンドルが邪魔で音が通らないじゃん!」いえいえやってみてください。泣けると思います。

デッドニングを剥がす

ツィーターの位置かえたって何も変わらねー!という人、デッドニングしすぎです。アウターはそのままでいいですからインナー全部剥がしましょう。サービスホールはサランラップでいいです。私サランラップですw 音が飛び始めて響きわたる音楽に打ち震えることでしょう。

ちなみにカーオーディオは安い車程鳴らしやすく、高級車程難しくなります。安い高いというより静音性の高い車はDIYには向きません。振動が使えない為です。

 

音質の向上

 音質追及はシステムの交換になってきます。何度も書いていますが・・・

  • Webの情報は話半分にしておいた方がいいです(この記事もですw)。特に音楽は最後は個人の感覚なので、レビューに賛否両論あるように、人によって捉え方が違ってきます。悲しいかな人の性、高いもの=いいものという考えから、高価なものは良いとされがち。しかし、こと音楽に関しては価格=高音質ではありません。だいたい車の形状が皆さん違うので、この人が良いといっているからいいはず。なんて無理ですw
  • アナログシステムでいい音を目指して、基礎を学ぶのが良いです。周波数・クロスオーバー・ゲイン、上を目指せばいくらでも未知の壁は出てきます。デジタルならばこれをボタン一発で飛び越えられるかもしれませんが、仕組みが分かっていないと、それ以上にすることが困難です。ちなみにアナログで出した前方定位の音は楽ナビのTAでは絶対に出せません。断言できます。
  • いじる際はどこか一箇所だけ。そこでじっくり聴き込んでメモを取っておくとあとあと応用が利きます。このメモがさらなる高みを目指すうえでの財産になります。

 自分で書いていて偉そうですが、今回ばかりは書かせてください。まぁ知恵袋での師匠の受け売りなのですが。

 

 さて、DIYですが、一般にはデッドニング・スピーカー>アンプ>ヘッド>DSPという感じなのですが、これ最後にデジタルでまとめている(誤魔化している)だけですよね。私はこの流れに乗っかって大ハマりしました。まぁ7割くらいの人はこれでハマってますねw 

 実際にいじる順番は入り口から。ヘッド>スピーカー>アンプ。おまけでその他、かな。バッテリーやケーブルは最後というか、やらないでもいいレベル。

ヘッドユニット

 ここが間違っていると、まず音質追及は遠回りになります。スピーカーはヘッドから出た音をいかに忠実に再生するかのパーツです。スピーカーごとの特性はあるわけですが、音の根源(ヘッド)がダメならばスピーカーから出る音もダメです。

 お勧めメーカーはクラリオン・ケンウッド・アルパイン。アルパインは聴いたことが無いのでわかりませんが、評価は高いです。それ以外はお勧めしません。「楽ナビで充分だろ?」私もそう思っていました。ナビ機能はかなりいいです。今でも未練ありますw ただ音楽に関してはかなり弱いです。

 今使っているヘッドがお勧めメーカーならそのままでいいと思います。それ以外なら変えるべきです。ちなみに国産車のヘッドはパナソニックが多く、一般論ではカロッツェリア最強と思いがちです。私も思っていました。罠ですw

 ヘッドを替える気がある人は、できればRCA3系統出力(フロント・リア・サブ)できて、デジタルクロスオーバーがついているものを探してみましょう。かなり遊べます。おすすめはケンウッドのI-K700。ナビはスマホです。中古で5000円くらいですが20万するナビでは出せない音が出てきます。ナビと音楽は一体を求めるならばクラリオンかケンウッドが良いかな。

手放すか手元に残すか 私のAudi古いんですよね。昨年の夏で10年車です。走行距離は7万キロ、ぼちぼち限界な気がしない...

「そんなこと言ったって車の仕様上、ヘッドは変えられないよ!」という人はアンプにスマホを直結させるとか、音楽系統はナビと切り離すことを考えたほうが良いです。1DINをどこかに仕込むとか、ラインドライバ(アンプ必須)入れてみるとか。

ちなみに今の時代だとBluetoothをメインで使いたくなりますよね。私はBluetooth大賛成派なのですが、音質求めるとBluetooth音質は薄いです。AptX対応デッキなら多少いいのかもしれませんが、これが大人の事情かほとんどありません。

I-K700、物凄くいいのですが、ラインドライバーのTHREE.2導入によってほとんどの機能が使えなくなりました。実際問題THR...

私はなんとなく流すときはBTでこのヘッド。ひとりで聴き込むときはラインドライバへスマホからAUX接続しています。

 先日は高級オーディオの試聴で偉そうなことを書きましたが、今私が自分のカーオーディオに満足している大きな要因の一つをご紹介します。Audio...

アンプ

 アンプまでいじると、電源の引き直しが必要になってくるので、知識とお金が必要です。また電源に関してはショップに頼んだ方がいいと思います。電源のDIYもやりましたが、面倒だし、工具や知識が必要です。どこまで音質を追及するかで価格も変わってくるので、よく考えて一歩踏み出すか考えるべきです。また、アンプはカタログスペックが良ければいいわけでもなく、素人にはわけわからないです。今はコスパの良いデジタルアンプが全盛ですが、未だ発展途中の模様。枯れたシステム=熟成されたシステムと考え、AB級が私の場合キーワードになりました。AB級は電気消費と音質のバランスがいいとされています。

 どっぷりでもない限り、アンプは1枚が限度でしょう。私は4chを1枚です。RochfordFosgateのT400-4をお勧めします。長い間銘機と言われ、評判もいまだにトップクラスなので、外さないと思います。アンプは中古はちょっと怖いので新品お勧めします。

私の使っているアンプはRockfordfosgateのT600.4、これをT400.4へグレードダウン?アップ?してみました。何故・・・師匠...

 ライトユーザーならデジタルのコスパモデルGM-D1400Ⅱで「アンプとは何たるか」を垣間見ることができます。

スピーカー

 アンプはまだいいや、という人はスピーカーですが、セパレートは何度も言うように素人には難しいです。で、よく見かける「純正位置にツイーターリプレイス」「ツイーターをピラーに埋め込み」は簡単そうだしカッコいいかもしれないけれど、超危険です。私自身ツイーター位置で相当悩みました。どこも聞き込みだすと高音がきついし、かまぼこになるし、聞き疲れするのであきらめました。腰より上にツイーターがあると、一見定位も出ているし「これでいいんじゃね?」となります。しかし音量を上げると定位は崩れかまぼこになり、さらにはキンキン音で耳が痛くなります。「そんなに音量上げないよ!」最初はそう思うんですw でも本当にいい音になると知らず知らずに爆音になるくらい気持ちの良い音になります。

 お勧めはクラリオンSRTシリーズ。3Wayコアキシャルです。フロントSRT1633、リア1733Sか1633Sが良いです。ポイントはフロントを小さな口径で軽快に中高音を鳴らし、リアは低音重視、ツイーターはリアスピーカー並列接続でリアピラーで、バックミラーへ向けます。

 このスピーカーめちゃくちゃ安いですが、ヘッドの音をそのまま出してくれます。いい音出すヘッドならいい感じで、ダメなヘッドだと残念な感じに。デッドニングはしてはいけません。デッドニングは素人がやると、やりすぎて音を殺しちゃうと思います。音を殺してしまうと定位崩れます。今、既にやっちゃってる人は剥がせばわかります。実はすごい低音出ていますよ? 高音ものびのびですよ? 最初スピーカー交換とデッドニングってセットでやっちゃいますが、やめたほうがいいです。両方一緒にやると、それをスピーカーの音と思いがちです。しかしそんなことはありません。私は少しだけデッドニングしていましたが、それでも剥がしたら、ものすごい低音と迫力でびっくりしました。

インナーバッフルもスピーカーに付属のものでOK。高級なバッフルとか自作とか必要ありません。車の仕様上どうにもならない場合はインナーバッフルの自作をお薦めします。

いつかはやってみようと思っていたインナーバッフルのDIYに挑戦しました。木工とかほぼ素人の作品です。 再度見直し ...

リプレイス後にビビりが出たらそこだけ制振材を貼り付ければいいでしょう。私は多少のビビり(ほとんどありません)は放置です。

 既にフロントにセパレートを入れている人はツイーターを一旦外すか足元、あるいはリアスピーカーから並列接続でリアピラーへの移動をお勧めします。音源は一箇所にまとめたほうがいいです。私もそうでしたが、音場が狭いとか定位が低いとか生意気に悩み、それはスピーカー位置が低いからだと考えました。しかしきちんと前方定位ができると、スピーカーの位置は関係ないです。ハモれば音場はググッと上に上がります。私の場合はガラスの真ん中やや右(ドライバー視点)にヴォーカルが来ています。高い音は上に低い音は下に自然と集まります。

まずはアナログで

 「カロの970のオートTAで調整すれば簡単で完璧・・・」これネットでよく出てきます。970でなくともサイバーやサウンドナビのオート調整を使う方法です。私も購入寸前まで行きましたが、運転手しか幸せになれそうにないのでパスしました。簡単は良いことなのですが、ある程度原理が分かっていないと、これまた良くなった気になっているだけだと思います。そんな高級ヘッド買うならもっと他にお金かけたほうが良いです。タイムアライメントを使った高級カーオーディオを聴くとそのステージの狭さに驚きます。

 サブウーファーがあると「ズンズンおなかに響くような低音で・・・」と思いますが、これも間違いです。アンプが別の、でかいサブウーファーならズンドコはできますが、うるさいです。サブウーファーの必要性はドアのスピーカーでは出せない低音を出すことで、揺らすことではありません。ズンドコ系とかHIFI系とか言いますが、音量上げれば誰でもズンドコですw 

 普通の人はスペースの問題もあるのでパワード(アンプ内蔵)サブですよね。パワードサブの場合、運転席・助手席の下に置きたいところなのですが、ここは微妙。私も案の定、助手席下でしたが、ネットの評判も相まって全然音がしないなと思っていました。パワードといえど、ラゲッジがいいです。運転席から遠いところがお勧め。実は失敗したと思っていた(音が小さいと思っていた)TS-WH1000Aも、現状ラゲッジでいい感じで鳴っています。私の場合ズンドコが欲しくてアンプと一緒にロックフォードのR1×12まで買いましたが、私が聴く音量だとそんなにズンドコしていないという衝撃の事実に気づきw TS-WH1000Aに戻しました。

 ちなみに常識的な音で聞く場合、サブウーファーは無くても充分聞けます。サブを積むと音域が広がるので音に深みが出ます。余韻とか響きとか、音に情緒が加わる感じです。運転席からサブウーファー音量をいじれるようにしておくと吉。大きめに鳴っているとお尻にムズムズきますが、この時サブウーファーの音量を絞っていくと「ムズムズ」が前に移動していきます。足元にムズムズが来る=前に低音がいっている、ということなので、足元に持っていくようにします。

デジタル調整>アナログへ

 システムがそろったら調整です。システムを揃えている途中でも調整はやってみましょう。まず前方定位をなんとなく出して、デッキ内蔵のデジタルクロスで調整します。この際にスロープは-6db/octを使っておくと後々楽しめます。ポイントはフロントは軽快に鳴らすようにハイパスを設定するとフロントスピーカーの存在感を消しやすいです。私は250hzのハイパスです。

 リアはその分スルーで低音を補助、さらにラゲッジのサブウーファーで低音をさらに補助と考えるのが良いと思います。車を上から見た時にフロント軽く、リアで全域サポート、ラゲッジに超低音って感じに考えています。

 これをやると最初「音が軽い」と感じます。私も違和感しかありませんでしたが、しばらく聴き込むと丁度良く鳴るどころか「低音出過ぎ」となります。フロントはあくまで軽快にリアで補助です。

 デジタルである程度決まったらデジタルクロスをやめて、無極性コンデンサをスピーカーラインに割り込ませ、パッシブクロスにすることをお勧めします。デジタルの嘘くささが抜けて、音がかなりクリアで深くなります。デジタルでハイパスのポイントを探って、コンデンサをかませてアナログ化。やらなくても問題はありません。パッシブクロスと言ってもコンデンサーをスピーカーラインに割り込ませるだけなので簡単です。

 クロスオーバーネットワークに関しては知識と手間と経験が必要になるので、ここでは割愛しますし、私自身シンプルな-6dbスロープ以上に突っ込む気はありません。

地味な努力が音質の向上へ

 これで一通りのシステムになるわけですが、最初にシステムありきでなく、一つ追加したらその時点で最高の音を目指すのがいいです。一つ追加>最高だけど何か足りない>なんでだろ?>あれいじってみよう、の繰り返し。この際一度にいろいろ変更すると原因が不明になってわけわからなくなりますw ひとついじってしばらく確認。どこをどうしたら、どうなったというのをメモを取るの繰り返し。同じこと何回も繰り返すと、体で覚えます。あと「これで決まったろ!完璧!」は思い込みです。正反対のことを試すのも面白いです。

音質調整に関しては・・・

・車で調整するのは1日2回まで。最初の10分に賭けるw

調整にハマると長く車にこもりがちですが、耳がおかしくなって調整にならなくなります。まぁフェーダーとネットワークしかいじっていないんですけどw

・ネット情報は参考程度。自分の感覚重視。

同じ車同じシステムではないですし、求める音も違いますから自分の好みの音を探しましょう。

・一度セットしたらしばらくそれで聞き続ける。

私はだいたい一週間は同じセットを目安にしています。すると自分の好みのセットがなんとなく出てきます。どうにも気にくわない場合はすぐ変更しちゃいますが、それとて正解とは限りません。

・いじる箇所

EQ・TAを使わないので、私の場合はフェーダーとフロントリアのハイパス、サブウーファーのローパス、あと物理的にリア・サブウーファーの位相(スピーカーラインの逆接続)くらいでした。EQは最後の最後でちょこっといじる程度。

 こんな感じかな?自分で探すのは手間ですし、時間もかかりますが、音楽のいじり方がなんとなく理解できて良かったと思っています。

 最初は私も「まぁ所詮、環境最悪、限界も低いんだからお金かけるだけ無駄」と思っていましたが、ハマると結構すごいです。現状のシステムだと15万くらいかかっているのかな?購入金額だけなら20数万でしょうw すべてDIYであちこち迷走しながらやっていたので、結構無駄なお金と時間を使っています。でもこの失敗と経験はプライスレスw これから新車買うなら、ナビメーカーだけこだわって、あとは純正で始めます。サウンドシステムが設定されている車なら実際に聞いて確認して決めます。今所有している車を改善していくなら、やはりヘッドから順番にいじるかな。

 とにかくお金をかける(大枚はたくわけではないです)順番はヘッド>アンプ>スピーカーです。ヘッドは普通のことが普通にできるもの。安くてOK。アンプは背伸びしてでも良いもの。お勧めはAB級。 スピーカーはコアキシャルかフルレンジです。

必要工具

絶対必要な工具

ドライバ  中小 できればマグネット付きな方がいいです。ネジ落とすと面倒です。
電工ペンチ 使い方をきちんと勉強して使いましょう。いくつ端子を作ったことかw
内張はがし これ便利です。何度はずしたことかw
ニッパー 電工ペンチについていますが、専用はやはり使いやすい

あったら便利な工具

ワイヤーストリッパー 数をこなすようになると、これあったほうが良いです
配線ガイド 何度助けられたことか・・・
検電テスター いざというときは役立ちます。ヒューズ電源探したりアースポイント探したり。

 あとは普通の工具セット、スパナ・メガネ・ラチェットがあれば対応できます。

 私が最後まで悩んで買わなかったのは8AWGより太い電線のカシメ工具。これは買わないで近くの工場に頼んだほうが良いです。2か所くらいしか使わないので。私はダウンローさんで電線を購入しカシメた状態で送っていただきました。便利です。

始めちゃえば難しくありません

 基本的にはフロントパネルとドアの内張はがしができればは遊べちゃいます。ばらし方はネットでいくらでも出てきます。車はちょっと複雑なプラモデルみたいなもので、自分でばらすと「これよくできてるなぁ」と感心します。あとは必要なケーブルやテープ類ですが、この辺りはホームセンターで揃います。配線関連はほとんどAmazonかイエローハットのエーモン製品で済ませました。

 怖いのはやはりバッ直関連。デッキなどはエーモンの配線セットで対応できますが、容量の大きなアンプを積む場合は、かなり太い線に大容量の電流が流れますから、プロに頼んだほうが良いでしょう。DIYでやる場合は自己責任、最悪車が燃えます。バッテリーのマイナスを外す・適切なヒューズを使う・絶縁処理をきちんとするなど、細心の注意が必要です。車の場合雨でドア内には水が入りますから、スピーカーの絶縁にも気を付けてください。私のようにヒューズ飛ばして四苦八苦することの無いようにしましょうw

何かがおかしい・・・ おさらいをすると、サブウーファーのバッ直はできました。サブウーファーも鳴り始めました。し...

 あと私が気を付けたのは不必要に分岐を作ったり、不必要に太い線、あるいは細すぎる線は使わないように心がけました。シンプルで適正な配線が必要です。システムに繋げられる(推奨される)一番太い線を使うことと、無駄な分岐を減らすことが大事です。これは音質アップにもつながるそうです。

作業場の注意点

よくやった失敗は・・・

・ギボシのカバーを入れ忘れる

最初の頃はこれ多かったですw

・ギボシのオスメスのルールを決める。

プラスから来た線の末端はメスが基本のようです。

・ギボシのカシメはしっかりと

引っこ抜いたらギボシごと取れてしまうなんてよくありました。きちんと取り付けましょう。ギボシはお徳用パックがあったほうが良いです。

・あちこちキズが付くw

私は養生とかしないので、デカいキズこそないモノの擦りキズはありそう。まぁキズに関してはそこまで神経質ではないので、気にしませんが。最初はものすごく気を使いました。一箇所キズ付けばどうでもよく・・・

・接点ポイントの接続が曖昧というか中途半端できちんとつながっていない

これ一番多いです。今でもよくあります。「なんか音が変だな」と思うとたいがい接続不良とか勘違いしています。

・最大の失敗はメインヒューズ飛ばしたことですかね・・・これは素で焦りましたw

総括

反省文

 カーオーディオはホームにはかなわないといわれていますが、これだけお金と時間をかけたらホームでは味わえない良さがあることがわかりました。家でじっくりというのもマンション住まいの私には無理。やはり一人でじっくり聞くには車って最高です。便利な時代で、GooglePlayMusicなどのクラウドプレーヤーがあれば曲は無限。状況に合わせて好きな音楽を楽しめるってのは、一人遊び大好きな私にはもってこいですw 

 また、自分で作りあげた音を他の人が気に入ってくれるのも嬉しいです。ちなみに先日、タブレットを繋いで、車の中で映画を観たら、その音響のすごさに自分がびっくりしました。また娘から珍しくも「アウディよりXVの方が全然音良いね!」貰いましたw

 DIYにハマり、システム更新に(パーツの乗せ換え)に凝っているときって、WEBでレビューを読み漁り、ニューアイテムを買っては取り付けて、出てくる「音」に一喜一憂し、音楽はほとんど聴いていませんでした。曲のポイントだけ聞いて次の曲って感じです。ところが、ある程度まとまってくると、パーツよりも「もっと録音の良いCD」とか「思い出の楽曲」を探し聴き直すなど、「音楽」を楽しめるようになります。特に前方定位が出て、ダッシュボード上に音楽が浮かび上がってからは、DIYの欲求は驚くほどなくなり「もっとこんな音楽が聴きたい」とか「気持ちいい音楽を知りたい」とに対する欲求がガラッと変わってきます。自分でも沼から抜け出た感がありますw 音楽をかけていて鼻歌が出てきたら、いい感じになってきている証拠です。

 今後の課題は高音の鮮明さと低音のつながりでしょうか。ヴォーカルの生々しさはあるのですが、ちょっと耳の位置を下げると(運転はできないレベル)さらにいい感じに聞こえるようになるので、SRTのツイーターの美味しいところが胸より下に来てしまっているようです。これは車種ごとの構造、ツイーターの位置の問題だと思うのですが、これの決定打を見つけられません。もしかしたらこの辺りがコアキシャルの限界なのかもしれません。

 低音に関してはパワードサブがうまくまとまりません。音は出ているけど、HVT方式だからなのか嘘くささ・硬さが抜けません。ただ50hz以下は結構出ています。12インチの時は完ぺきとは言わないまでもなじんでいたので、これはもう物理的に無理なのではないかと。アンプを追加して状況に応じてパワードと普通のウーファーを乗せ換えられるようにしようか悩み中です。まぁ何が足りないとか、次に何に対処すべきかわかるようになっただけ進歩したと思います。

 だらだらと書き連ねてきましたが、自分でやってみようという方にはそれなりの方向性が見えたでしょうか? ちょっと深いところまで触っていますが、まず「4スピーカーで前方定位を出す」が最重要通過点です。

ネットは素人DIYの味方

 ちなみにこの反省文の多くはYahoo知恵袋で質問して、いろいろ教えてくれた方(Aさん)の受け売り7割と反省3割です。私のような何もわかっていない初心者は、いい音の定義や経験が無いので五里霧中でいじります。が、どうにも自分で対応しきれないとき、何すればいいのかわからなくなったとき、その方に知恵袋で質問すると、答えは教えてくれないけれど、方向性は教えていただけます。辛口ですがw これが苦しくも楽しく、にハマり込んだ理由でもあります。

 今でもいろいろなwebページやレビューを眺めていますが、以前のようにまるまる信じることは無くなりました。「これはないだろ」「この人の話面白いな」「これやってみるかな」とか生意気にも上から目線で記事を眺めている自分に驚きます。 カーオーディオにハマり始めた頃には「みんカラ」などで「うぉスゲーシステムだ!凄そう」とか「この人の車、理想だな。羨ましい!」なんて思っていました。「これ買えばよくなる!」とよくわからないまま信じ込んでいました。しかし今では「これはまだ早いな」とか「このシステムはちょっと違うな」とか、時には「私のXVの方が上だな」とかなり上から目線になってきています。

終わりはありません・・・

 一度聞いてみたいのはSonicDesignとPhassのシステム、またフロント3Wayでがっつり組んだシステムです。これにはどうあがいても勝てなさそう。価格も私のシステムの軽く倍以上ですし、異次元の音なんじゃないかなと想像ばかり膨らみます。でもコスパで考えたら今の私のシステムが私にはちょうどいいと感じていますし満足しています。

 まぁとにもかくにも、最後は「自分が気持ちいい」と「いい音だね」もらえるかだと思います。頑張りましょう。私もまだまだ頑張ります。私の力量では限界は近そうですが、まだいくつか試したいこともあるので、のんびりやっていこうと思います。

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